平成最後の夏期講習

日本の学校教育の問題点(平成最後の夏期講習 落合陽一・小泉進次郎)

いや~「平成最後の夏期講習」すばらしいですね!


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『平成最後の夏期講習』とは・・・

落合陽一さんと小泉進次郎さんの共同企画

目的:「社会課題がわかる、できる、なんとかなる」を実現。
平成に日本が抱える課題を認識し、技術への信頼を持つことで、
次の時代へ進むために社会に対するポジティブな行動を
各個人がとれる状況にすることで社会課題の解決を促進する。

※引用:【落合陽一・小泉進次郎】平成最後の夏期講習

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この夏期講習では、事前に設定されたテーマについて、各業界の第一線で活躍する方々がテーブルごとに振り分けされ、ディスカッションを行います。

各テーブル(A~Fまであります)のディスカッションの様子は、ニコニコ動画で別々に配信されており、視聴者からすれば1回のイベントを6つの視点から楽しめる「一度で六度おいしい」という超優れものの企画です。

僕も後追いで全テーブルの様子を見させていただき、非常に勉強になるお話だらけだったのですが、個人的にぶっ刺さったのが、テーブルB<教育・コミュニケーション>にいらっしゃった 評論家の宇野常寛さんのお話でした。



そこで、このnoteでは、宇野さんの発言で特に素晴らしいなと感じた部分を一部書き起こしてお伝えさせていただきます。


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【日本の学校教育の問題点】


もう工業社会じゃなくて情報社会なのに、性能のいい一般兵を無限にをつくろうとしている。情報社会では、1万人の一般兵をつくるよりも5人の諸葛孔明をだしたほうがいい。そのための教育にチェンジできていない。

今行われているのは、「大人になるということは鈍感になることだ」という教育。例えば、アルトリコーダー。あれ意味ないですよね。音楽教育するなら鍵盤を教えた方がいい。鍵盤の方が、大人になってから触れる可能性が圧倒的に高いから。

「無駄なことだけどあえて従うっていうのが大人なんだ」って教育は、工業社会なら正しい。でも、今の時代では完全にアウト。あえてバカな振りをする、愚かで間違っているとわかっていても信じたふりをするのが大人だ、という教育をしちゃってる。

それが1番出ているのが学級。

学級は、与えられた箱で365日ずっと一緒にいて、その中でいかに空気を読むかという訓練だけをすごいさせられる。

ところが、今求められている能力って「自分に合った箱を探す能力」。

この箱ちょっと合わないなと思ったら距離を置くとか、別の箱に移るとか本来、そういうマネジメント能力が必要なはずなのに、そこをまったく教えないから超空回りしちゃってる。

ウソを飲み込むことができる、ばかなふりをすることができるのが大人だという間違った人間観で教えていることが問題。


※この文章は、「平成最後の夏期講習 ディスカッションB:どうすれば多様で自由で信頼性の高いメディア空間を創れるのか?(11分30秒~13分25秒)の宇野常寛さんの発言を書き起こしたものです。

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「平成最後の夏期講習」をご覧になりたい方は、以下からご覧ください!




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