海外に駐在になるには日系?外資系?
海外駐在員になるには日系が良いか?外資系が良いか?
の前になぜあなたは海外に行きたいのか?明確な理由はありますか?
カッコ良い
なんとなく
外国で生活してみたい
色々なバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションを経験してみたい
給料が良さそう
色々あると思いますが、まずは自分のモチベーション、目的を確認してみてください。
僕の場合は本を読むのが好きで小学生の頃、ドリトル先生やぽっぺん先生、海外の翻訳物が好きだったり、あとは海外は祖父母が海外旅行によく行っていてお土産が非常に面白かったというのが原点です。
でもう少し大きくなると地理、世界史が好き、世界には日本と違う考え方、思考を知ることができそう、というのがありました。
となるとやっぱり海外、できれば東南アジア等の発展途上国の方が面白そうと思っている自分がいました。だから就職活動も海外でしたね。
ではなぜ分解したほうがよいのかと良いと本当に海外に行きたいのか?それとも外資系で働きたいのか?が混ざってしまうことがあるからです。まず胸に手を当てて自分の何故を考えてみると良いかと思います。
で答えですが、海外駐在になるには基本は日系メーカーになります。
ただ海外の方とコミュニケーションを最初からとれるのは外資系です。また現地採用もあります。
日系は日本国内できっちり仕事の仕方を学んで30−40歳あたりで現地のマネージャーとして赴任するというのが一般的です。
海外に出るチャンスは会社を選べば希望し続ければ可能性はありますが、配属先次第というのがあります。そのためにも語学力はもちろん、何故海外に行きたいのかの明確な動機、国内で働いている間にモチベーションを保ち続けること、希望し続けることが必要になります。
逆に外資系は颯爽とバリバリ働いて高い給料をもらうことができます。海外の方と初年度からコミュニケーションもとることが当たり前です。ただし海外が本社の現地採用というのが基本的位置付けです。あくまでも日本の中での勤務を前提に採用しているため、そこから海外に赴任するということはよほどの事がない限りは起きません。また外資は仕事の仕方が全く違うのと、それなりのポジションの場合にはハードワークが基本なので年取ってから転職だときついというのもあります。
この2点は大きな違いです。ただどちらも国際交流をできるということではメリットデメリットがあります。
もしこれから就職を考えているようであればよくこの違いを理解しておく事が重要です。
最後に現地採用というのがあります。基本は現地で日系の支社に採用してもらうというものです。利点はいつ訪れるかわからないチャンスを待たずに海外に行けます。覚悟しないといけないのは基本は日本と比べて仕事面で任される裁量が少ない可能性が高い点、駐在員と比べると待遇面では相当に劣る点です。日本で仕事のやり方をきちんと学んでいないと、日本に帰国した際に潰しが聞きにくいのでできれば日本で就職して数年経ってからチャレンジした方が潰しが効くとと思います。その後に日本も駐在員として採用してもらうか日本で就職活動を行い、駐在員候補として採用してもらえると理想ですね。
僕は日系の一つの会社でしか経験しておりませんが理想としては下記かと思います。
①日系で早い内に海外経験を積んで、35−45歳の早い内に外資系に転職して経験を積む
②日系に就職して4−5年我慢したが海外とまったく縁がなさそう→現地採用→帰国して駐在候補として就職あるいは外資系に就職
あくまで一個人の意見ですが参考になれば幸いです。