柴垣敏久が行く 虎ノ門五丁目
こんにちは。柴垣敏久です
東京にもゴーストタウンがあると父親に教えられました。奥多摩の方かと思っていると東京23区にあると言います。しかも虎ノ門に。あんなところにゴーストタウンなんかあるわけないでしょと笑ってしまったのですが、実際に行ってみるとかなりの範囲で工事が行われていました。ようやく再開発が始まったらしく、自分たちが行った時にはようやく再スタートを切れたという雰囲気を感じさせており、もう少し早く見せたかったと父親が嘆いています。
写真を見ると、とても東京の都心にあるとは思えないような、空き家の数々。空き家が急増している状況は大きな問題ではあるものの、地方ならではの話だと思っていました。一時期までびっくりするほどの空き家が虎ノ門にあったのですから、ノスタルジックな気分に父親がなるのも無理はありません。でも、歩いているとまだ若干その昔の雰囲気を匂わせる部分もあり、自分はそれだけで満足でした。
代々木会館という昔からあるビルも2020年に取り壊しが行われたそうです。東京オリンピックに向けてすべてが動き出していたのに、コロナ禍でそれが全て飛んだ形に。もしかすると今が昔の東京を知れる最後のチャンスなのかもしれません。