せっかく企業誘致するなら北関東で1位にならないと
ローカルネタです
でも同じような環境はどこでもおありじゃないかと思います
人口減少、過疎化、インフラの老朽化、東京一極集中等、地方には多大な問題が山積しており、これを解決する特効薬的なものとして行政が躍起になっているのが企業誘致です
躍起になってくれるのはいいことなんです
栃木県は、
①東京から近い
②天候に恵まれている
③県民所得がまぁまぁ高い
④自然災害が比較的少ない
そんなのメリットがあることから、それでなくても平和ボケが叫ばれている国民性の中で更にのんびり屋さん気質が有ります
企業誘致は頑張っているようでして、誘致数や面積等において全国でトップテンに入ることもしばしば、
それだけ見ると一見、よくできましたっぽく映るのです、
でもですね、残念なことに往々にして茨城県と群馬県に負けているのですよ
これは決して、よくあるバラエティー番組の北関東比較ネタでの勝ち負けではありません
例えば、名古屋圏、大阪圏、中国圏、九州圏等に本社を持つ企業さんは、まず東京支社を設ける、そして比較的土地が安く、交通の便のいい北関東に首都圏需要のための工場や倉庫を建設するわけです
仮に茨城に工場建てたとしたら、その後栃木工場を建設しようとはしません
拡大するなら今ある工場の隣接に「第2工場」でしょう
つまり、最初に茨城を選ばれてしまった段階で既に栃木は“負け”なんです
極論しますと、企業誘致数が全国45位でも茨城と群馬に負けてなければいいんです
全国3位でも、1位・2位が茨城、群馬じゃダメなんです
具体的な誘致策としてはとにかくその2県の条件より優遇することに徹する、他の山梨、長野、静岡などの周辺県には目もくれず、茨城、群馬に負けない条件を設定するのです
右へならえの施策でなく、どこと競うか、何を売りにするか、需要者のどんなニーズに響かせるかをストーリーを持って売り込む必要がある
このくらい狙いを定めないと、へたな鉄砲はあたりませんよ
どうです、ローカルでしょ笑