悲しい不動産鑑定士
不動産を鑑定評価する際に「現地調査」が必要となります
御依頼下さったクライアント様が一緒に調査に立ち会われる場合が多いのですが、時には御都合により単身で外部から調査することもあります
この現地調査でのあれこれが今回の「悲しい不動産鑑定士」なのです
外部からの調査ですので無論、御迷惑にならないよう遠くから撮影したり、おとなしく短時間で必要事項を確認するのですが、道路の幅員(道はば)や土地の間口を測ったりするときは、接近せざるを得ません
現地調査での我々の悲しくも笑えるエピソードの数々
まず「わんこ」犬です
評価対象の不動産の前を何度か行き来しなければならず、そのたびに「ワンワン、ワワ~ン」
お願いだから吠えないでって、決して悪いことしているわけでもないのに、なんか空き巣みたいじゃん、もー
続きまして「井戸端会議の御近所さま」
冬場などは日暮れが早いので写真を撮る時間を逆算して行動します
「よしっ、次の現場の写真を撮れば終わりだ」と思って臨場した瞬間、対象不動産の前に立ち話の御近所さまが
えーっ、ここで写真撮ったら「ちょっとあんた、なに撮ってんのよ!」ってことになってしまう、しゃーない車の中でしばらく待つか
おわらない・・おわらない・・ぜんぜんぜんぜんおわらない、
井戸端会議がおわらな~い
もう帰った方がいいですよぉ~、太陽君まだ沈まないでー
こんな細かい葛藤の中で、土地行政の安定的施行のため、公平公正な課税確保のため、更に民間のクライアント様の経営や節税・事業拡大のコンサルタントとして、日夜、働かせて頂いております
鑑定士になることを夢見て勉強していた20年前とは、やや相違はありますが、やりがいある仕事を任せて頂き感謝しております
私たち、決して怪しいものではありましぇ~ん