強迫性障害の本に出会う
こんしばわん、しばみかんです🍊
強迫性障害の症状が悪化していく私。
今回は本屋で本に出会います。
何が起こるのでしょうか?
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体験本に出会う
当時住んでいた地域に本屋があったので、度々立ち寄る機会があった。
仕事休みのある休日、その日も本屋に行って店内をポケポケ歩きながら、本のタイトルを眺めて立ち止まったりしていた。
そんな中、こんなタイトルが目に入ってきた
「ぼくは強迫性障害」
強迫性障害…?
この疾患は聞いたことがあるものの、なんとなく症状を知っている程度の知識であり、詳しいことはわからなかった。
スッと手に取り、パラパラと立ち読みした。
「これって私じゃない…?」
何度も確認する行為から、筆者の苦しさが伝わってきた。
この筆者は心療内科に行っていた。
「心療内科に行くべきだろうか…。」
ふとそう思ったが、やめた。
そしてその本を買い、帰宅後にじっくり読んでいた。
読みながら、スマホで自宅付近の心療内科を調べたが、近くにあるにはある。
だが、自分の中ではしっくりこなかった。
なぜなら過去の出来事に引っかかっていたからだ。
簡単に話そう。
私が学生の時に先生に連れられて心療内科へ行った。
人生で初めての心療内科への受診だった。
当時の私は未成年。
家族との仲があまりよくなく、うつっぽさが目立ち、当時通っていたスクールカウンセラーから心療内科へ受診するようススメがあり、受診したのだった。
その心療内科は他のクリニックとは違い、華やかな雰囲気が漂っていた。
その医師の趣味であろう、ピンクなどの明るい色が多かった。
気分が落ち着かない。
そして診察。
医師とは真正面で話す。うんうんと頷いているが、本当に聞いているのか?と疑いたくなる雰囲気。
医師は「うつ病ですね。薬を飲んだ方がいいわ。薬を飲みますか?」と私に尋ねてきたが、「いや、いりません」と断った。
後日、心療内科に行ったことが家族にバレて、特に母から激怒された。
「心療内科いったら、ブラックリストに載るんだよ!!!なにやってるのバカ!!!」
これ以来、トラウマになり心療内科に行くことに躊躇していた。
精神的に辛いことがあっても我慢し、なんとかやり過ごしてそのまま大人になり、社会人になったのだ。
だからその当時も、心療内科へ行くことは躊躇していた。
辛いってわかっていても、本からの情報でなんとか治そうと必死になっていた。
今はしんどくない。もっとしんどい人がたくさんおるんや。
だから頑張ればいい。
そっと本を閉じて、そう繰り返し呪文のように唱えていた。
そして悪化していく症状を5年は放置していた。
…
続きはまた明日。
ではでは。
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