無口な人
私は無口でした。
敢えて過去形にしました。
私は幼い頃から
自分は無口だって自覚してて
他人から「無口だね」って言われると
嫌な気持ちになっていました。
他人に比べて口数が少ない
それを心のどこかで
いけないと思っていたのでしょう。
学校の先生からも
クラスの女子からも
バイト先の店長からも
職場の上司からも
事あるごとに
「〇〇さんはあまり喋らないんだね」
と言われてきました。
まるで無口を責められているようで
何で無口なのがいけないんだと
ずーっと悩んできました。
人と一対一の場面になると
「ヤベー何か喋らないと」と焦ってみたり
初対面の人と接した時は
いや〜な汗が止まらなかったり
とにかく、何で無理して人と話さなきゃいけないんだと屈折した考えを持っていました。
そんな私の長年の悩みを解決してくれたのは
宇宙の法則だったのです。
それは
現実は自分が放つエネルギーによって起こる
という法則です。
これによって
物事を否定するとその物事に対して否定的なことが起こるというのを知って、これまでの謎が解けたのです。
そしてもう一つ
自分のことを「自分はこういう性格だ」って
何の疑いもなく認識していると
そういう性格になるということ。
どちらも自分が放ったエネルギーがそのまま現象化するという法則です。
そして全ての物事には
マイナスな面があっても
必ず裏側にプラス面が存在する
という二元性があります。
私の場合
喋るのが苦手というマイナス面によって
文を書くのが苦にならないというプラスが働き
今こうしてnoteの記事にしています。
ネガティブな捉え方をすれば
それがネガティヴに働き
ポジティブに捉えれば
ポジティブに働くわけです。
これも同様の法則です。
結局、物事はネガとかポジがあるわけではなくて
その人がどう捉えているか、どう意味付けしてるかに過ぎません。
人によっては全く真逆に捉えることがあります。
無口を短所と思っている人は
無口ゆえに得意なことがあるはずです。
それによって自分は無口でもいいんだと認めることができます。
普段から口数が少ないがゆえに、話した時の説得力が増すとも言えます。
ただ、あまりにも喋らないと何を考えてるかわからないと誤解を招きやすいので、自分の気持ちだけでも伝えるように意識するといいですね。
自分を否定せず
今の自分をありのまま
許してあげてください。
すると今まで責められてきたことが
不思議と消えていくはずです。
みんな そのままで いいんだね