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感情が湧いたらとにかく出し切る
前の記事で、感情は内面の状態に反応するセンサーとお伝えしました。
ただのセンサーだからお知らせすればおしまいというわけではなく、そのお知らせをちゃんと感じてあげることが大切です。
特にネガティブな感情は、ちゃんと感じないまま塞ぎ込んでしまうと、潜在意識へ記憶されてしまい、繰り返しそのネガティブな現象を引き寄せてしまいます。
毎度お伝えしておりますが、潜在意識が現実を創るからです。
つい先日のテレビ番組で失恋を取り上げていました。
人は失恋するとなぜ海に行きたくなるのか?というテーマだったんですが、穏やかな海辺の波音が、お母さんの胎内にいる時の音に似ていて安心感を得られるからなんだそうです。
失恋による傷心は海に行くことで癒されるというわけです。
癒やしのみならず、水辺には浄化作用もありますからね。
失恋すると
二人で過ごした楽しい思い出
恋人からかけられた優しい言葉
誕生日に貰ったプレゼント
恋人の素敵な笑顔
このような記憶からくる喪失感、孤独感、絶望感、悲壮感といったいくつものネガティブな感情に襲われます。
しまいには自己嫌悪に陥ったり、相手への怒りまで出てきてしまいます。
これほどのネガティブ感情は感じ切るだけでは難しいかもしれません。
やはり記憶を消し去り潜在化させないことが一番なんですが、切り替えが早い人もいれば、一生引きずる人もいますよね。
私が考える対処法は
・今に意識を向ける(仕事や趣味に没頭する)
・思いっきり泣く(悲しみを感じまくる)
・思いっきり汗を流す(スポーツや山登り)
こんな感じで「今ここの意識」と「水分を循環させて浄化」が効果的だと思います。
出会いに別れは付きものですが
原因の一つにエネルギーの不調和があります。
人間の状態にも周波数があって、どちらかの周波数が上昇するとエネルギーの不一致で衝突が起こります。学びの一つとして会うべくして会い、別れるべくして別れます。
もう一つは自分の内面をそのまま相手に写し出すことがあります。
「私はこんな素敵な人とつりあわない」
「他の誰かに取られてしまわないか」
「両親の人間像を恋愛相手に写してしまう」
心の中や抱いてる思い(潜在意識)が現実化されてしまいます。
このように互いのもつれは、実のところ自分の内面によって引き起こされていたりします。
自分の内面が変われば危機が来ても乗り越えられるかもしれないし、どうにもならないなら縁が無かったと思うしかありません。
本当に繋がるべき相手なら、何回離れてもやり直せるはずです。
お付き合いをしていて相手に対するネガティブ感情が出てきたら、まず意識を向けるべきは自分の内側です。
どんな気持ちを抱いていてその感情が出てきたのか?ちゃんとその感情に向き合って自分の心に問いかける。
それでもなお感情が鎮まらないなら素直に気持ちを伝えてみましょう。
本当の自分を出さないと自分にも相手にも不健全です。
本当にご縁のある人なら、お互いに本当の自分が出せるはずです。