信念という呪縛
信念と聞くと
どんな状況でも曲げない意思、困難であっても貫き通す心
このような気高いイメージを抱きます。
自分なりの美学とでも言いましょうか、これはこれで誇れることだと思います。
ただ、時としてこの信念があまりにも強過ぎると、融通のきかない頑固者ととられたり、自身のブロックとなって行動上での障害にもなります。
私は社会人なりたての頃から、この精神世界を知るまで「お金は汗水流して稼ぐもの」という信念がありました。
さあ、その結果どうでしょう?
やってもやっても一向に収入が増えない。
臨時収入が入ってもサッサと消えていってしまう。
どんなに頑張っても豊かさを感じられない。
本来、お金はどこからでも、不労であろうとも入ってきていいのですが…
これ、何故だかわかりますか?
自分でお金の入口を制限しているんです。
汗水流さないとお金はやってこないって、自分で決めているからなんです。
今まで何度もお伝えしていますが、この世は自分が思っていること、自分が決めたことを経験する(現実化する)ようになっています。
これって何でしょう?
そう、信念そのものなんです。非常に強力な潜在意識となります。
字のごとく、信じた念ていうくらいですから、いかにも強そうなエネルギーですよね。
この世は至ってシンプルで、あれもこれも今の現実は、自分の放ったエネルギーが返ってきた結果を見せられているだけなんです。
自分はいつも○○を信じてまーす!と、宇宙に向かって投げかけたその結果として、信じてる○○がいつも在る という現実が創られます。
明日から早速実験を開始してください。自分の信念を意識して毎日を生きてみてください。
間違いなく信念どおりの人生が送られるようになっていきます。
信念を持った生き方は、とても素晴らしい人生を創造してくれますが、一方では生き辛さも生み出してしまいます。どんなに優れた美学も表と裏が存在しているのです。
自分の中で尊い信念であっても、縛り過ぎていないか、常にバランスを意識した上での誇りとしてください。