自分の「あり方」を根本から変えない限り、何をしてもムダ!?:ノウハウマニアがNGな理由
こんにちは。天道です。
今回は、自分の「あり方」を根本から変えない限り、何をしてもムダになる可能性があるというお話です。
身体そのものの「あり方」が症状の原因?
私の気功整体は、「身体の根本改善」というコンセプトでおこなっています。
私の多くのクライアントさんは、誇張でいうのでなく、「どこへ行ってもダメだった」という方々です。
異口同音に「どこへ行っても、楽になるのはその時だけで、結局元に戻ってしまうんです」とおっしゃいます。
そうした方々に喜んでいただいてきたのが私の気功整体です。
私の気功整体の宣伝をしたいわけでなく、ここでお話ししたいのは、なぜ「結局元に戻ってしまう」という堂々巡りを繰り返すことになるのか、ということです。
単刀直入に言って、それは「身体そのもののあり方」が問題なのです。
それを変えない限りは、身体のお悩み(症状)は尽きることなく出現します。
なぜならば、様々な身体のお悩みは、「身体そのもののあり方」の「結果」として生まれてくると考えられるからです。
「身体そのもののあり方」が問題なのに、「症状」や「パーツ」だけを処置しても、良くなるはずがないわけです。
それは、多くの方が身体の悩みを抱えておられる現実が物語っています。
根っこが腐っている木に葉がつかない、実が実らないのは当然ですよね?
「身体そのもののあり方」が変われば、それはたとえば「腰痛」であれば、「腰痛が起こるはずがない身体」になるわけです。
それは、他の部位や他の症状でも同じです。
個々の身体のお悩みは、「身体そのもののあり方に問題があるよ」という身体からのサインであり「表現」だと私はとらえています。
実際に多くの方に良くなっていただいてきた事実が、その考えの正しさを証明していると私自身は自負しています。
以上をご理解いただいて上で、次をお読みいただければと思います。
自分そのものの「あり方」が問題なのでは?
ここで、先の身体の話を、「身体」という言葉を「自分」に置き換えて読んでみてください。
「自分そのもののあり方」が変わらない限り、「問題」は出続ける。
そういう話にならないでしょうか?
これは、身体の話と全く同じ理屈なのです。
様々な「やり方」を試しても、「結果」が一向に良くならないとしたら、それはなぜなのか。
「自分そのもののあり方」に問題があるとしたら、と考えてみてください。一向に良くならない原因は、そこにないですか?ということです。
もちろん、「あり方」と「使い方」のお話をしたように、「あり方」に問題があるのでなく、「使い方」(つまり「やり方」)に問題があるだけ、といったケースも考えられます。
しかし、「何をやっても一向に人生が良くならない」といった場合は、「自分そのもののあり方」が問題である可能性が高いと言わざるを得ません。
ここで大事なのは、「あなたそのものがダメなのだ」という話ではない、というか、そんなものは全く関係ないということです。
ポイントは、あなたの「あり方」のどこがどうスタックしているのかを探っていくことなのです。
自己啓発やスピリチュアルなど、何を試しても一向に人生が良くならない、といった場合は、「自分そのもののあり方」を見直してみる。
様々なことがそこでスタックしている可能性があるということです。
これは、ただスタックしているだけなので、そこを改善すればいいだけ、という話になります。
「自分はダメなのだ」などという自己否定は全く必要ないわけです。
世の中の多くの自己啓発やスピリチュアルは、「やり方」(ノウハウ)に終始している傾向があるように私には見受けられます。
そして、ノウハウマニアになるばかりで、一向に人生が良くならないという現実があるようにも見えます。
その証拠に、「ノウハウ」の出現が後を絶たちません。
良くなっているなら「ノウハウ」が後を絶たないというのはヘンですよね?
先の身体の例でいえば、それは「根本改善」になっていないからではないですか?というお話なのです。
自分は変えなくていい?
一方で、「自分は変えなくていい」「あなたはあなたのままでいい」という話があることも私は十分知っています。
この場合のポイントは、では「あなたがあなたのまま」で、人生が実際にうまくいっていますか?ということだと思います。
もしそうでないならば、それは先述したように「やり方」がまずいのか、それとも、あなたそのものの「あり方」でスタックしているかのどちらかだと思います。
もし「やり方」をいくら試しても良くならないのであれば、それは先に述べた身体の場合と同じく「あり方」の問題である可能性があるわけです。
そこを根本的に改善しない限り、常に堂々巡りを繰り返し、モグラ叩きゲームになってしまうのも無理はないわけです。
そもそも、「あなたらしく」の「あなた」は、本当の「あなた」なのでしょうか?という問題もあります。
「自分」と思ってたものが、実は社会の(他人の)価値観をベースに「こうでないといけない」という「自己設定」あるいは「自分設定」をもとにしているとしたら?
それは本当の「あなた」なのでしょうか?
もし、それでうまくいって望みが実現したとして、本当にあなたは幸せになれるのでしょうか?
私自身、自分の本質は何も変えていませんし変わっていないと思います。
変えたのは、自分の「あり方」でスタックしていた部分だけです。
それによって、社会の(他人の)価値観をベースにしていない本当の「自分自身」が見えてきましたし、本当の「自分の望み」(魂の望み)もわかってきましたし、それにつれて、ものごとがうまくいくようになっていったのです。
本当の「あなた」や「あなたらしさ」を見つけるために必要なのは、「ノウハウ(やり方)」を「外」に探すことではなく、自分の「あり方」にとことん向き合ってみることだと思います。
「答え」を「外」に探しても徒労に終わります。
それは、私自身の経験からそう言えます。
なぜなら、「答え」も「力」も(最初から)自分の「中」にあるからです。
「やり方」で「あり方」が変えられないのか、という問いも一理あります。
それには、「もっと根本の大切な『あり方』がある」が答えになります。
その根本を変えればすべてが勝手に良い方向に変わっていく「あり方」がある、ということです。
たとえばですが、「ごきげんの作り方」。
これはこれで良いのですが、私のいう「あり方」ならば、「ごきげん」を作ろうとしなくても勝手に全部が「ごきげん」になっていく、という類のものです(「ごきげんの作り方」を否定しているのではありません)。
先日の「ある」意識と「ない」意識の話も、自分の「あり方」のことだと理解していただいてかまいません。
当【しあわせラボ】で語っていきたいのは、ノウハウでなく、そうした「根本改善」なのです。
まとめ
「やり方」をいくら試しても良くならないのは、「あり方」そのものに問題があると考えられる
「あり方」を根本的に改善しなければ、「やり方」(ノウハウ)はムダになる/ 逆に「あり方」を根本から変えればすべてが変わる
「あり方」のどこがどうスタックしているのかの問題であり、「自分はダメ」のような自己否定は要りません
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