言葉にできない、そんな夜。#28[6/6放送分]
前回放送分はこちら↓
当記事ではEテレの番組「言葉にできない、そんな夜。」について書いていきたい。
この番組では、上手く言語化できない瞬間をどう言い表すか模索していくが、それに倣って私も各テーマの言語化を試みるものである。
なお、番組の詳細については公式ホームページをご覧いただきたい。
1. 酒に酔ってはしゃぎすぎたとき
何度か記憶が飛んだときがあるので、そのときのことを思い出して書いてみた。
紹介された中では、萩原朔太郎の文が興味深かった。
萩原朔太郎は、酒に酔った人の精神状態などを綴った随筆を書いているらしい。以下、そこからの抜粋である。
飲んだくれ達を肯定してくれる名文だと思う。
特に最後の二行が好きだ。
2. 髪をセットしたのに風で崩れたとき
時間は適当だが、髪が崩れて真っ先に思うのは「セットしてた時間を返せ!」なので、このように書いてみた。
町田そのこさんの「セーブ機能が人生にあれば」という回答には共感しかなかった。
セーブしておきたかった地点は無限にある。
3. 大丈夫じゃないのに大丈夫って言っちゃったとき
大丈夫?と聞かれると脊髄反射で「大丈夫」と答えてしまうところがあるので、それを文章で描写してみた。
番組で紹介された中では、脚本家 坂本裕二氏の「根拠のない大丈夫は優しさで出来てます」という言葉がすっと腑に落ちる感じがして好きだ。
相手に迷惑をかけたくない気持ちが、反射的な「大丈夫」を生み出しているのだ。
今回は今までとは趣向の違う面白いテーマが多かった。
明日の放送も楽しみにしたい。