言葉にできない、そんな夜。#25[5/16放送分]
前回放送分はこちら↓
当記事ではEテレの番組「言葉にできない、そんな夜。」について書いていきたい。
この番組では、上手く言語化できない瞬間をどう言い表すか模索していくが、それに倣って私も各テーマの言語化を試みるものである。
なお、番組の詳細については公式ホームページをご覧いただきたい。
1. 推しに沼落ちした瞬間の気持ち
今推しているアイドルを初めて見たときの気持ちを描写してみた。
雷が落ちるとかそんな一瞬の衝撃じゃなくて、自分の常識を根こそぎひっくり返されるような感覚だった。
番組内では、現役アイドルであるジャニーズWEST 桐山さんの推されている感覚に発言が印象的だった。
「受け止めたいんですけど、ここがゴールじゃなくて、タッチされてしまうとそこで引いてしまうので、タッチされないように走っている」
プロのアイドルとしてはそのような感覚で走っているのか、と非常に興味深かった。飽きられないよう常に走り続けるのは大変だと思うが、その努力の跡を見せないよう軽やかに楽しんでいる姿を見せているのが脱帽である。
2. 会話が持たず、気まずい沈黙が流れたとき
話そう話そうと焦る程、かえって頭が真っ白になってしまう状況を描写した。
しかし、毎週見ていて思うのだが、桐山氏の底なしポジティブは一体どこから出てくるのだろうと思う。
今回も「ピンチはチャンス」との回答をしていたが、ネガティブ人間としてはまさに髙橋ひかるさんの「どういう思考回路しているんだろう、脳を見てみたい」の一言である。
3. なんともいえない懐かしさを感じたとき
苦労知らずだったあの頃に戻りたい、という気持ちを表してみた。
女王蜂ボーカルのアヴちゃんが「自分の小さい頃の写真を見たときの懐かしさを解剖していくと、『この人愛らしいな』という気持ちと『この愛らしい人と今の私が一緒に生きてきたんだな』ということが自分の中にあって、今まで生きてきたグラデーションが全部私達としてかわいいな、愛らしいなという感情が『懐かしい』ということ」という趣旨のことを言っていてはっとさせられた。
こんな風に過去の自分を愛らしいと思えるようになれれば、私も一歩前に進めるのかなという気がした。
今回のテーマは深く考えさせられるものが多かった。
次回の番組も楽しみに待とうと思う。