窓に掛け そっと差し出す 指先を
貫いて行く 現実の雨

ゆるやかに 思考を辿り 待ちわびた
時が来るのを ただそっと待つ

雨の中 色とりどりに 咲く傘に
あなたがいるか 探し続ける

けれどまた 午後のチャイム 鳴り響き
今日も会えず 過ぎ行く時間

許してと 言えないままに

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