私がなぜ有料で転職相談やキャリア相談を行っているのか？
こんにちは。山本しのぶです。
今回は、私の自己紹介を兼ねて、私がなぜ、有料で転職相談やキャリア相談を行っているのか？私の仕事への想いなどを、お伝えしようと思います。
私が、転職相談やキャリア相談を有料で行っている理由は、ズバリ「お客様のことを第一に考えたサポートやアドバイスがしたいから」です。
就活や転職の相談って、無料のところもたくさんありますよね。
ハローワークなどもあれば、都道府県が行っている就活支援の事業で無料で受けられるものもあります。
転職エージェントは、「無料で転職サポートします！」「職務経歴書の添削や面接アドバイスもします！」と、うたっています。
私は、過去に転職エージェントでキャリアアドバイザーをしていた経験もあります。
大学のキャリアセンターや就職課で学生さんの就活相談に対応したことや、都道府県の就活支援事業でキャリアアドバイザーをした経験もあります。
それらの事業がよくないわけでは、ありません。
それぞれの事業にも意義があり、事業を行う目標があります。
ただし、あなたが就活や転職のサポートを受ける側になったときに意識しておいていただきたいのは、
あなたが「無料」で相談できたり、無料で転職サポートを受けられるということは、「他の誰かやどこかが、お金を払っている」ということです。
お金を払っている団体や会社があるということは、その人たちには、お金を払う何かしらの「目的」があります。
分かりやすい例をあげると、
たとえば大学であれば、「就職率を上げたい」というのが１番の目的であることが多いですね。有名企業への就職実績を増やしたい、という目的もあるかもしれません。
都道府県が行う事業では、その都道府県にある中小企業での就職率を上げたい、という目的もあるかもしれません。
転職エージェントは、紹介した求人で内定が出て実際に入社してはじめて、成功報酬として採用した会社側からお金をもらいます。
ほかの転職エージェント経由で転職が決まったり、自己応募で内定が出ても、エージェントには１円もお金が入りません。
ということは、やっぱり、自社で紹介した求人で内定が出て、その会社に入社して欲しいのですね。
事業には、それぞれ目的があります。
そのためにお金を支払っているので、目的自体が悪いわけではありません。
でも、どうしても、就活や転職活動をする人やキャリアに悩む人は、無料で相談すると、相談先の事業などの目的によって就職先や応募する会社などの影響を受けます。
どのくらい影響を受けるかは、相談先の企業・団体や担当者にもよりますが、
たとえば、転職エージェントでは、自社で内定が出た会社に入社すれば成功報酬が入り、営業の数字としても成約があがるところを、
お金も入らず成約にもならない、他のエージェントで内定が出た会社や自己応募の会社をすすめるというのは、状況的には難しい場合が多いでしょう。
就職率を上げることが１番の目的の場合も、どこかの会社で内定が出て、なんとか内定承諾を…、というのが１番の目的になることもあります。
他からお金が出ているところで無料で相談するということは、やはりある程度は、お金を出しているところの意向が入ってしまう、というのが、私が実際に転職エージェントや就職支援事業などで就活や転職サポートに携わった経験から感じたことです。
でも、就職や転職活動って、あなたの人生をすごく大きく左右するものですよね。
私は、どこかの意向が入ったアドバイスや企業を薦めるというやり方は、自分のお客様にはしたくないな、と思ったのです。
（私は転職エージェントにいたときも、そこそこ成績をあげていたので、ある程度は、自分のやりたいようにやっていました（笑）。やりたい事を叶えるには、転職じゃない方がいいんじゃないですか？と、お客様にアドバイスしたこともあります。でも、やっぱり他社の エージェントの介入があったり、まぁ社内でもいろいろ事情があるので数字をおわないといけないときもありますよね…）
相談をしてくれたお客様が転職しても、転職しなくても。
自分が紹介した求人で内定が出て入社しても、他から応募した会社で内定が出て入社しても。
お客様のどの選択も応援したいし、お客様にとって１番よいと思えるアドバイスがしたい。
そう思うと、やっぱり相談したいお客様から直接お金をいただいて、お客様のことだけを考えて、お客様のために就活や転職アドバイスをしたりキャリア相談をさせていただくのが、１番よいな。
そう考えて、私は、個人のお客様から有料でお金をいただいて、就活・転職相談やキャリア相談を行ったり、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を行っています。
私が個人のお客様に有料で相談をはじめたのは、もう１０年以上前です。
当時は、まだ有料で相談業務を行っている人はすごく少なくて、ハローワークや転職エージェントでの無料の相談がメインでした。
相談が有料とお伝えすると、驚かれることも多かったですね（笑）。
今は、有料の相談もだいぶ増えてきました。
相談やサービスが、無料か？有料か？という、目先の金額だけではなく、
無料の場合は、そのお金は、どこから出ているのか？
無料で相談やサポートを受けられるということは、サービスを提供しているところの目的は何なのか？
そんなことも意識しながら、
・無料で、相談を受けるのか？
・有料で、自分に投資して、就活や転職サポート、キャリア相談を行うのか？
などを考えてみていただけると、いいなと思います。
もちろん、そのなかで、私に有料で相談したいと思っていただけたら、私も精一杯サポートさせていただきますね。＾＾
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