単眼思考な日本人(3)

みなさま,こんにちは。

いつも,私の記事をご清読くださり,誠にありがとうございます。
日々のみなさまがたのご厚情に,謹んで心与利厚く御礼申し上げます。

さて,前回の『 単眼思考な日本人(2) 』に引き続き,「 #退職理由 を問う」ことについてお話しする機会を賜れば,さいわいです。

ところで,#求職活動 #就職活動 として,会社訪問に赴いて,その場にいる全員と話したという経験をなさったことがある方は,どのくらいいらっしゃるでしょうか。
おそらく,そのような経験をなさった方がほとんどいらっしゃらないと,思います。

#退職理由 を問うことで,#労働契約 を維持できるか否かを測る」とおっしゃる方もいらっしゃるようですが,そもそもそのようなことは不可能なのです。それが不可能なのだとしたら, #退職理由 を問うことそのものが無意味なのです。

#求職者 #シューカツ生#求職活動 #就職活動 においてその職場に在籍する全ての役職員と何らかの交流を持つことは,殆どありません。つまり,#求職者 #シューカツ生 は,「職場・会社の一部のみ」を見てそこが自分にとって適所か否かを判断しているのです。そして,それは, #求職者 #シューカツ生 にとって,大変に高リスクなのです。なぜならば,「分からない」ことに基づいて判断することは絶対的に不可能だからです。

これは,現実に起こった事案です。
部長・課長がいる職場で,特定の部長・課長の下に配属された新入従業員はほぼ例外なく配属後3か月以内に退職するということがあるようです。これを,「(新入従業員に)根性がないからだ」「何か別の理由があるのでは?」と言っていては,何も解決しません。
実は,配属先の上司の接し方に不首尾があり,それに嫌気をさした新入従業員がみな退職していたのです。

みなさんは「いやいや,うちではそんなことないですよ」とおっしゃるかもしれませんが,そのような職場も存在するのも現実なのです。実際の話ですが, #ハローワーク に頻繁に #求人 を出している事業所のなかには,新たに #労働契約 を締結し,その人が半年経たないうちに退職し,再求人している者もいます。このような職場において,従業員の定着を期待することは,不可能に等しいです。

結局人は(特に, #日本人 )は,何も知らないのです。「知らない」ことを前提とすれば,このような判断が不合理であることに,お気づきだと思います。

次回は,この点をもう少し掘り下げる機会を賜ればさいわいです。

ご清読ありがとうございます。

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