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一生使える「段取り」の教科書の書評【003】


【著者名】

鳥原隆志 大和出版

【要約】

仕事の大小に関わらず、どの仕事でも通用する「段取り」について説明している本になります。

・いつもタスクに追われている方
・仕事のミスが続き悪循環の方
・仕事を量でカバーしている方
・残業続きの方

など、激務に追われている方におすすめの本です。
ただし、生産性が劇的に上がるようなハウツー本ではなく、段取りの基本や仕事を進める上での考え方を学び、コツコツと実践していく本ということをご理解ください。

【学び】

・大前提として頑張らずに結果を出すにはどうするべきかを考える
・すべてのタスクに取り組む必要はなく、本当に大事な20%を見極めるべき
・仕事をリスト化して優先順位をつける
・大事なことに集中する仕組みとして、「重要度」「緊急度」の考え方が大切
・重要度が高く、緊急度の低いタスクをコツコツ積み上げよう。(B象限)
※B象限のタスクをすることで、緊急度が高いタスクが少なくなっていく
・計画を立てるときは、逆算思考で考える
・段取りよく仕事を進めるには「全体像の把握」「先を見通す視点」「リスクを想定する」の3つが大切

【感想】

この本は、仕事の生産性を上げる本としてはごく一般的は基本を説明している本である。ただ、この考え方で仕事ができている方はごく一部ではないでしょうか。

恐らく一朝一夕で改善できるものではなく、日々の業務の中にB象限のタスクを取り入れたり、振り返る時間を作ることで意識的に改善していく必要があると感じました。


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