❶皆でTwitterのツイートを学び、良いツイートライティングや楽しい運用を学んでいく ❷真面目にツイートを学べる人歓迎。 ❸学んだことをアウトプットして成果を報告しあい、次のステップに活かす活動しましょう
Twitter初心者が気軽に質問したり勉強出来る場を設けて一緒に学びます。
ささやかな昭和年代記 3 母は体が弱く、何度も たおれた。 入院をすすめられるたびに 家で寝こんだ。 子供を4人産んで、 難産が続いたので血液が 人の半分くらいに薄くなって 元気がなくなって しまった。 たおれる度に 私は代わりにご飯を作った。 2年生の時には お味噌汁に入れるワカメを 水で戻して切った。 母から 「ワカメは、煮ると 大きくなるから 1センチに切ってね」と 細かく指示されて 必死で包丁をにぎった。 出汁をとったり 味噌をとくことを覚えた。 鶏のそ
ささやかな昭和年代記2 憧れの東京は 空気の中に タクワンの匂いがした。 田舎暮らしだった 母と私と弟は 東京に仕事を見つけた 父と暮らすために上京。 父が呼んでくれたアパートは 東京の下町のさらにすみっこ。 タクワン工場が近くにあった。 大人たちが引越し荷物を 片付けている間、 ジャマにならないようにと 私は、初めての東京を 1 人で歩いてみることにした。 実は、東京に来るまで タクワンを食べた記憶がない。 だからタクワンの匂いを 嗅いでも、なんの匂いか 分からな
ささやかな昭和年代記 1 「お母さん、お水」というと 「お水を誰がどうしたいの?」と 母にたしなめられた。 「あのね、 まーちゃん( 私 )が お水を飲みたいの」 あわてて、そう言い直す もうすぐ6歳の私。 母はじっと聞いてから 「だからお水を どうして欲しいの?」 私はハッと気がついて 「お母ちゃん、 まーちゃんは のど が 乾いてるから お水をちょうだい」 と、また言いなおす。 小学校へ 上がる頃だったろうか。 それまで田舎の母の実家で 世話になっているだけの
その朝の東京は霧が立ち込めて どこもかしこも真っ白に けむっていた。 ( 夢の中を歩いてるみたい ) 引っ越したばかりの団地を出発して ずーっと白い雲の中を歩いて 遠くなった中学を目指して 1 人で40分ほど歩く。 そのうちに 私の耳に ハッハッハッハッと なんだか荒い息が 聞こえて来た。 ( え?なに、ヤダ。 息?) ゾッとしてきた。 周りが良く見えない中で 息が近寄ってくるのが 感じられた。 いつものルートだから 自分は、おそらく公園を 横切っているはずだと
𝕏でのストーリー投稿の勉強会を LINEのオープンチャットでやっています。 続々と参加者が増えてきました。 楽しい課題や、緩い交流で ストーリーやリプライの達人を 目指そう! ▶モチロン誰でも参加できます。
音声放送のVoicyをしています。 平日は人生の素敵な過ごし方や 𝕏でのバズった投稿のウラ話などをしています。 そして土曜日は𝕏運用やライティングのことを話しています。 とても好評なので、ぜひ聴いてください。
「冗談じゃないわ」 夜勤と交代して店内を見渡した朝。思わずつぶやいた。 ゴミ箱のゴミがあふれ返って床にこぼれている。飲み物が補充されてなくて品切れを起こしてる。期限切れのパンが棚に残っている。パンもお菓子も逆さまに並べてある。 夜中や明け方。 そんなに混雑してたのかしら。 夜勤の外国人くんはそんなに店内のことができないくらい忙しかったのか? 朝のピークどき。 次々来る客をさばきながら、倉庫から水もポカリも出して並べて、ゴミを捨てて唐揚げもあげてコーヒーを出す私。 超
「あ、これポイントもつけておいてね」40歳くらいの女性はにこやかにそう言った。 コンビニによく来る買い物代行さん。病気の人など”買い物難民”と呼ばれる人の味方なお仕事。けっこう重いものなども頼まれて大変なのだ。 「はい」と店員の私がスキャンをする時に、そのカードの持ち主の名前が見えた。 「・・?」あれ、この名前。 この人のつけている名札と名前が一致してるけど・・。 言葉に出ない奇妙な違和感が私を包んだ。(今のってご利用者さんの買い物よね?) 代行さんはニッコリする
【万引き犯人の写真を貼ります】 あまりにも万引きが多いコンビニM店。オーナーは苦肉の策としてコレを貼りだそうとした。「でも刺激しすぎると、かえってやられますよ」と止めてやんわり変更 【 防犯カメラで確認した件は警察に届けました。 万引きは犯罪です 】店の決意は表明した。犯人に届け
コンビニに飲み物を買いにやってきたガテン系のお兄ちゃん達。ワヤワヤとコーヒー等をカゴ1杯に会計。中の1人が店員の私に「あ、領収書ください」すると、ダルビッシュに似た背の高い若頭が「おい、レシートでいいんだよ」と言う。キョトンとする彼に「領収書にすると明細がないからな」つまりは「
「コピーのA4あるかな」ご老人がコンビニで聞いて来た「はい?コピー用紙のことですか?」店員の私が確認すると「だからコピーのA4だよ、分からない?」「それは販売してる用紙でよろしいですか?それともコピー機の用紙切れでしょうか?」「あんた店員だろ?即答しろよ」確認1つもムズカシイ。
コンビニでお客さんが「この袋に入れてちょうだい」ってマイバッグを出して言うのでそのお客さんに 『はい。入れますから、そちらの袋を開けてくださいますか』と言ったらニラまれて「あなた。名前を覚えたわよ!」とスゴまれた。でも私、ニコッ。 ( おう、次から名前呼べや )心の声でした。
300枚。1センチほどのぶ厚い公共料金の支払い用紙の束。 男(30代)は1度にこれを全部、コンビニに持ち込んだ。店員バイト君に聞くと連日こうだと言う。パートリーダーの私が「連日ですか?これからもこのような状態でお持ち込みですか?銀行には行かれましたか?」 こう聞くと男は 「銀行に断られたから、ここに来たんだ」とふてくされた顔で言うので 私は思わず 「銀行が受けない仕事をなぜ、金融機関でもないコンビニにそのまま持ち込むのですか?困ります」 と言って途中で断った。手間もか
病院内のコンビニに週1で勤めている。お客さんで仲良くなったのが清掃のおばちゃん達。実はとても優雅で本当の姿はヒマをもて余した奥様がた。なので通勤はタクシー。お昼にはお茶菓子を買い 「これからお友達と歌舞伎に行くのよ」という。いや、お見それですわ。マダム、ボケませんですね。
「おい!信用問題だぞ」 昼ピークが終わったコンビニで、カゴいっぱいの買い物をした男性客(40)がレジでにらむ。店員の私は「袋は要りますか?」などと聞きながら商品をレジ登録していると「アイスコーヒーM、氷少なめ」と注文も来たので「はい」と、 その時うっかり2回同じものをスキャン。 そこを、その客は見逃さなかった「なんだよ、えらく高いな。あんた間違ってるぞ」言われて私もレジを確認「まぁ。そうでした。失礼いたしました。すぐに消しますね。申し訳ございません」会計前なのですぐに取