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「しまっち!」のプログラムに初参加!須佐神社新嘗祭でお手伝い②~前日準備編~
空気の澄んだ、出雲市の朝。
いよいよ、出雲市佐田町に向けて出発です。
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こんにちは、前回に引き続き「しまっち!」のプログラムに初参加の体験記を綴らせていただきます、おりと申します。
前日準備スタート!
今回、わたしが参加させていただくプログラムは、出雲市南西部に位置する出雲市佐田町の「須佐神社」境内で11月23日に開催される「新嘗祭(しんじょうさい)」で大根鍋を振る舞うお手伝いです。
新嘗祭は、その年の五穀豊穣を神前に報告してお祝いをするお祭りで、来場された方には「大根鍋」が振舞われます。
11月22日は、新嘗祭に向けての前日準備のお手伝いです。
地元のお母さんたちに混ざって白菜を切っていきます。
地元で作られた白菜、ずっしりと重みがあるとっても大きな立派な白菜です。
ゴロンゴロンと並んだ白菜も、楽しいおはなしとみなさんの手際の良さでどんどんとなくなっていきます。
(大根やゴボウなど、他のお野菜は、前の日に、既に準備済みでした!地元のみなさんの手際の良さ、本当に驚くべきスピードです…!)
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みなさん揃ったところで、自己紹介。そして、お茶タイム。
気になったクロモジのお茶をいただきました。この地域でもクロモジを栽培されているそうです。すごくいい香りですっきり。ほっとします。とってもお気に入りのお茶になりました。
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お茶タイムを終えたら、白菜切りの続き。休憩を挟んでスピードアップ。あっという間に作業が終わりました。これにて、明日の大根鍋に必要な野菜のカットは無事終了!
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お昼ご飯には、地元の方が打ってくださった蕎麦を美味しくいただきました。あまりにも美味しくて、おかわりまでいただいてしまいました!
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午後からは、巻き寿司やいなり寿司作りのお手伝い
具がもりもりでとっても太い巻き寿司に、とっても分厚いお揚げのいなり寿司。
作っていて、「本当に美味しそう…」と眺めていました!
やっぱりお寿司も、みなさんの手際の良さで、たくさんあったはずのお米も具材もどんどんとなくなっていきます。
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気が付けば前日準備も終了。地元のみなさんのおはなしは、本当にとっても心地よいBGMのようで、とっても楽しかったです。
地域で大切にされているお祭りは、地域の人たちがこうやって大切につくりあげていらっしゃったのだということを、今回、プログラムに参加させていただき知ることができました。こうして受入れていただけたことは本当に幸せなことだなぁと、片づけをしながら、改めて実感していました。
参加者同士の交流
午前中の作業を終えて少しした頃、「しまっち!」のプログラムの前日準備への参加者が揃いました。鳥取、広島、島根からの参加者の方々と、大阪からのわたしで、4名です。みなさんそれぞれ参加された経緯が違っています。昨年も須佐神社新嘗祭でお手伝いに参加された方もいらっしゃれば、他のプログラムに参加されたことのある方もいらっしゃいます。
「しまっち!」に参加するにあたって、プログラムを受け入れてくださる地域の方々との交流をわたしは楽しみにしていました。それに加えて、こうして参加者同士でも交流できるとは思っていなかったので、思いがけない楽しみが増えてとても嬉しくなりました。
みなさんそれぞれ色んな想いを持たれていて、これまでも様々なことを経験されていて、みなさんのおはなしにわたしは興味津々でした。昨日までは、緊張していたはずなのに、いつの間にか緊張していたことなどすっかり忘れて、存分に楽しんでいる自分がいました。
楽しくて美味しくて幸せすぎた前夜祭
前日準備を無事に終えると、すっかり夕方になり日も暮れ始めていました。
「前夜祭」ということで、地域の方々と楽しい夕食の時間をご一緒させていただきました。
テーブルに並んでいるのは、猪や鹿のジビエ料理。
今回のプログラムオーナーNPO法人「里の恵み山渓会」さんは、ジビエの捕獲・加工・販売を行いながらジビエの普及活動を行っている団体です。
ジビエ料理をいただけると思ってもいなかったので、とても幸運!
わたしは元々ジビエ料理が好きで、旅先のお品書きにジビエ料理を発見したら嬉しくなってついつい注文してしまう人なのですが…
燻製に、お鍋に、ステーキに、チンジャオロース!などなど。
こんな食べ方があるんですね!なんて美味しいんでしょう!とお料理をテーブルに並べてくださる度に、口に運ぶ度に、驚きと感激と感動で大忙しでした。
ジビエ料理のフルコース!なんて贅沢なんでしょう!
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美味しい食事と共に、前夜祭はどんどんと賑わいます。今日初めてお会いしたにもかかわらず、こうして参加者のわたしたちを受け入れて、とてもあたたかく接してくださる地域の方々。今回、参加させていただけて本当に幸せなことだなぁと、ご縁にとても嬉しくなりました。
楽しい時間はあっという間。もっとみなさんとご一緒したいという気持ちは山々でしたが、明日は大切な新嘗祭。名残惜しいですが、今日は解散です。本当に、楽しい時間でした。
宿泊は築100年の古民家で
「しまっち!」のプログラム参加者は、「一縁荘(いちえんそう)」に宿泊です。
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一縁荘は、しまね田舎ツーリズムポータルサイト「おいでよ!しまね」に掲載されています。しまね田舎ツーリズムは、「農山漁村で、地元の人々との交流を通して、農林漁業体験やその地域の自然や文化、くらしに触れること」ができるというものです。
築100年の古民家ということで、囲炉裏や五右衛門風呂もありました。
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五右衛門風呂に実際入るのは初めてだったので、入浴方法をしっかりと教えていただきました。薪で火を焚いている様子も、釜の底はとっても熱いから底に板を敷くことも、そしてじんわりあたたまったからかお風呂上りもずっとぽかぽかしていることも。今回はじめて五右衛門風呂に入ったことで知ることができました。五右衛門風呂、すごく良い…また入りたい…とすっかり五右衛門風呂のファンになってしまったのでした。
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五右衛門風呂と囲炉裏と湯たんぽで、怯えていたはずの夜の寒さは全く心配なし。心も身体もぽかぽかと心地よく眠りについたのでした。
次回は、須佐神社「新嘗祭」当日の様子をお届けします。ご覧いただけましたら幸いです。
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