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中学受験と習いごと

「やっぱり早いうちに好きなことが見つかってるって、強いよね」

というのが、受験終わりの本人談。

それなー。

賛否両論ある中学受験に飛び込むきっかけとなったのが、
彼の好きなことが見つかった、からだった。

でも、そこに至るまでは、母はひそかに葛藤していたのだよ!

小学生になると、悩みごとの上位にあがってくるのが【習いごと】

我が家の中学受験のキーとなった【習いごと】

6年前の我が家(当時小1)の周辺でも、
スイミングに、サッカーに、野球に、ピアノに、ダンスに、公文に、
空手に、英語に…とみんな忙しそうだった。

で、そんなみんなが楽しそうに
「今日は○○があるから!」と習いごとに向かう友達を見送りながら、
我が家は「放課後スクール皆勤賞」だった。

もちろん、彼自身は「みんないそがしそうだねー」みたいな。
自分は自由だ!と言わんばかりのドヤり顔で。

とはいえ、ご多聞にもれず、我が家も保育園時代に
色々試したんですよ。

・保育園と連携している英語スクール
・週末のスイミングスクール
・週に2日の保育園帰りの公文

もしかして…と淡い期待を込めて、
サッカーのおためしレッスンにもいったっけ。

とはいえ、
「いつまでも何もしないのはな…」と思っていたのも事実。

習いごとをしていないことに焦っていたわけではなく、
「得意」や「好き」を早く見つけたい!
と焦っていた。

でも、彼の性格上、無理やり通わせるのはムリ。
首尾よく入会までたどり着いたとしても、
「親が言うから」という理由だけで継続的に通わせるのは、無理中のムリ。

そんな頃、近所にロボット教室ができることになった。
「保育園の時、LAQ(ブロック玩具)にハマっていたな…」と思って、
無料体験に誘ってみたら、
「うーん、行ってみるか」と…
「あ、行ってみる?!」ということに。

転機は突然やってきた。

満を持して、体験レッスンの日。
運よく、同じマンションの友達も参加するとのことで、一緒に参加。

ブロックでロボットを組み立て、
モーターを動かす授業で、
60分後…
「ぼく、ここ行くわ!」

まずは自分から興味を持ってくれたことが嬉しくて、
「うん、うん、はじめようぜ!」
と言ってあげたかったんだけど、まさかの
【教材費3万円!!】

ここ、親としてはとっても悩むところ。

子どもの興味なんていつまで続くかもわからない。
もしかしたら、2~3回行ってやめるかもしれない。
そしたら、3万マジで無駄ッ!!!!!

夫婦で相談した結果、
はじめて自分から興味を持ったことに賭けてみることに。

結果、このロボット教室に1年半通って、
カリキュラムを2つ修了させて、
ロボットプログラミングの教室に転校し、そこで丸2年半。

これが彼の転機となった。

理工系男子、誕生

好きなことが見つかった彼は、強かった。
きっと、自分の得意が見つかったこともうれしかったんだと思う。
大会で入賞したり、表彰されたり。
なにより、学びたい方向が絞られ、
行きたい学校、憧れの学校が見つかった。

そこからは、中学受験に向けてまっしぐら!
とは、簡単に行かないのが中学受験ですが…笑
(この話は追々…)

まずは、小学校のうちに、
・彼の好きなもの
・彼の得意なこと
・自信が持てること
が見つかったのは幸運だと思う。

習いごとは、親目線で、
・つぶしがきくもの
・コスパがいいもの
・流行りのもの
・王道のもの
と探しがちだけど、
入会金、初期費用には目をつぶって、
色々試してみるしかないのかも。


興味の対象は、いつ、どこで見つかるかは、
神のみぞ知る…

という、身もふたもない結論でございますw

ちなみに我が家は、小6の11月までは習い事続けてました。

週に一度、いい気分転換になってたらしいです。

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