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きゅんパス 2/19,20の話

【東北に行きたい】 その気持ちを叶えてくれる季節限定のJRパスがあります。

https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/

概要   JR東日本管内のフリーエリアが、新幹線や特急列車を含めて10,000円で1日間、18,000円で連続する2日間乗り放題というお得なきっぷ「旅せよ平日! JR東日本たびキュン♥早割パス

1日 と 2日間 用があります。もちろん2日間を選択し旅に出ることにした。きゅんパスを購入するにも、14日前だかに購入しなきゃいけない、とか色々制約があるので気をつけないといけない。土日休みの人は悲しいかもしれないけどシフト勤務のわたしにとってみれば最高なパスである。最高な旅である。



最高な旅 のはずであった


2月19,20日に休み希望を取り5日だったかまでに申し込みを済ませる。今回の旅程はこんな感じ

おおまかな日程


2月19日は仕事が終わり2時前に就寝。
6時前の目覚ましで起床。身支度を整え駅に向かう。

おいせさん

最近、ほんとにいろいろついてないので、自分用にお清め塩スプレーを購入していた。出発する前に全身にふりかけ、いざ。(しかも18日から大雪で、県民には出かけないでね、とやんわり伝える文書も出されていた。すいません。天気予報と睨めっこした結果です)
だいたいね、まず10年に一度の寒波、もうやってきたから来ないでしょと思ったらまた来るっていう。ほんとにわたしは雪女・・・・・

7時2分 JR新幹線とき304号に乗車。

これが6時56分撮影

4時間弱しか寝ていなかったのでウトウト居眠りをしつつ東京へ向かう。出勤する人たちを横目に一杯やろうかと思ったけどそんな活気もなく東京へ。


そしてここできゅんパス初心者 第一の関門にぶち当たる。


〜東北新幹線ほぼ指定席 の巻〜

指定席を取らないといけないと知り、急いでみどりの窓口に向かう。後々、えきネットで購入する術を身につけたワイ。そのときはとりあえずみどりの窓口へ並んでいた。
本当なら9時36分発の新青森行きに乗りたかったのだがみるみるうちに指定席が埋まり次発10時26分発に乗車することになった。


ここから悲劇が始まる。


あんまりよく覚えてないのですが9時36分発が出発したのかしなかったのか、ホームでわたしが待っていると東北新幹線 遅延のアナウンスが入る。再開の見込みは立っていません のアナウンス。悲鳴が聞こえる東京駅ホーム。上越新幹線、北陸新幹線は動いております〜の掛け声でゾロゾロと人が動き出す。まあ待ってても仕方ないしな。と思い、取り出す。

急ぐ旅でもございません

ホームで待っていると色んな人の動きが見れて面白い。ひとりのおじさんはこれからセミナーがあって仙台に行かなきゃいけないのに、、と言いセミナー自体を中止していた。ひとりのおじさんは 俺タバコ吸ってきますわ ガハハ と笑っていた。みんな面白い。
11時30分まで待ってみよう。と思いとりあえずホームで待ってみる。人はどんどんいなくなっていた。新幹線が動くことはなかった。

本日の宿は 盛岡に取っていた。

ホテルに新幹線が遅延しててチェックインが遅れることは連絡していたがここまで来るとたどり着くかもわからんなぁ と思い再度連絡すると、ダメなら無料でキャンセルしますから、と言ってくださった。優しい人の想い……


わたしは盛岡に行かねばならない。


たどり着いた答えとして、上越新幹線に乗ってまた新潟に戻ることにした。きゅんパスは、所定の場所の新幹線乗り放題切符なのです

11時40分のときに乗る これは一本前のたにがわ 混雑

遅れあり、12時ころに東京駅を出発。新幹線内は、かなり混み合い、ぎゅうぎゅうであった。

14時過ぎに新潟駅に着。

これは14時13分撮影


また新潟に帰ってきてる…この旅終了…?
いいえ

このまま秋田に向かいます。

特急いなほ!かわちゃん!

14時49分発 JR特急いなほ7号 乗車することに成功!
万が一、ときが遅延したらどうしようというドキドキもあったが無事に乗り換えに成功した。本当に良かった。このまま秋田に向かう。一回間違えて指定席に座る。お兄さんお姉さんごめんなさい。

4両揃っていて可愛い
笹川流れらへん(多分)
あつみ温泉駅 歓迎の人 可愛い

荒れ狂う日本海を眺められて良かった。ほんとは、2日目の帰り道にいなほを使うか考えていた。でもまあいいことにしよう…

秋田ー!

新潟↔︎秋田 存分に楽しみました。4時間もかかるのか…でもめちゃくちゃ楽しかった。happy
新幹線の乗り換えまで少し時間があるので駅構内をぶらぶらすることに。

うまい!🍎
秋田新幹線は在来線を利用するらしい


そんなわけで
JR新幹線こまち48号に乗車 時刻は19時10分であった。スイッチバックがあり、途中まで後ろ向きで向かう。座席変えてもいいんだけど面倒なのでそのまま…ちょっと酔った。
そして東北新幹線のここがまたミソ

〜指定席空いてたらそこに座っていい の巻〜

ちょっとなに言ってるかわかんないと思うんだけど指定席が自由席になり(?)盛岡だか仙台だかまでは指定席がなく座れます。が、指定席のお客さんが来たらどかなくてはいけません。一度そこに遭遇したのですが、なんだかコミュニケーション取るの苦手な人は大変そうね…!

そうこうして、向かっているが最後の盛岡駅手前で約50分の遅延が発生!東京からの新幹線の兼ね合いらしい。一気にざわつく車内。都内に帰る予定の人たちは家人に電話をしたりなんだり。自転車に乗ればたどり着くなんだかんだ言っている。大変だ。わたしはとりあえずチェックインがまた遅れることを再度ホテルへ連絡する。

そして時刻は21時30分前 ついに盛岡に到着

もりおか!!!!!!
切り離しです


へろへろになったワイ。とりあえずホテルへ。受付のお兄さんに感謝を述べ、そして道中の話を聞いてもらいほこほこ。(一方的に喋った)

時刻は22時過ぎ 向かうはこちら。

この前に行ったお店もあるんだけど割愛。

高級な肉
冷麺!

め、め、め、めちゃくちゃうまい肉を食べた…

その後化粧落としを忘れたので近くのローソンへ。んでお水も購入。


ここのローソンのおじさんの接客がめちゃくちゃ良かった!酷評されてるみたいですけど、わたしはここで自身の接遇について考えさせられたのであった…酔っ払いだなあと思いながらホテルに戻り爆睡…




2月20日
なんやかんやで10時頃にチェックアウト。もっと早く起きるはずだったのに疲れていたんだね。シティホテルはチェックアウトが11時なのでありがたいです。


そして予定が崩れに崩れまくり、このまま帰るのもなぁという気持ちで新青森へ向かう。

すべての今日を、支えていく。with じゃじゃパン


きゅんパス動画をながら見していて福田パンを知っていた。本店まで歩かないとだめかな?と思ったけど駅構内にもあり購入!美味しかった〜。じゃじゃ麺も食べたかったな…


そうこうしてるうちに青森到着!

新青森さん
思うほど雪はなかった


実は青森に行って、青森県立美術館に行こうと思ってたのですが

…?!


わたしは本当に間が悪いウォンナだ。
休館日の曜日だけは確認していたのですがここまでしっかり見てなかった、、、ほんとは1日目に青森に行く予定でしたがこんなことになったので中止。(新幹線動かない間に調べてたので未遂)2日目青森は時間も時間なので駅前で楽しむことにした。

八甲田丸

1908年(明治41年)に鉄道連絡船として就航した比羅夫丸が青函連絡船歴史の始まりです。

青函連絡船は1988年(昭和63年)まで80年間にわたり、青森港と函館港を結び、1億6千万人の乗客と2億5千万トンの貨物を運びました。

航行距離は8千万キロ、地球を2,019周分に及びます。

ご見学されるお客様は青函連絡船のスケールの大きさを目の当りにし、本来の役割を学んでいかれます。

中でも青函連絡船最大の魅力は貨物車両を搭載する「車両甲板」であり、鉄道車両が船を通じて海を渡ることは世界的にも大変珍しい事です。

日本の鉄道史に名を連ね、日本の経済発展に大きく貢献してきた青函連絡船は青森市のシンボルであり、歴代55隻中「八甲田丸(八甲田山系と睡蓮沼がシンボルマーク)」という、23年7ヶ月と現役期間が一番長かった船をほぼ就航当時の状態に係留保存した貴重な施設です。

八甲田丸ホームページより


船も好きになったわたし(北海道の旅参照)楽しく見学させてもらいました。

ハコ


見学も終わり時刻は14時30分。お腹すいたなぁということで、もう一つの青森での目的を果たしに…

18時までやってるのがありがたい


旅好きの先輩もおすすめしており、味噌カレー牛乳ラーメンをいただく!
納豆トッピングが美味しいと聞いており、納豆好きとして いかねばなるまい。

ひきわり納豆が沈んでいる

いやめちゃくちゃ美味しいな…?美味しかったです。でも納豆に全てを奪われたのでまずはトッピングなしがいいと思いました。でも美味しかったです。

そしてまた青森駅に戻る。

八甲田丸との共通チケットを買うと少し安く入場できます。

きれい
これが1番好き
ねぶたの中


ねぶたすごいね。いつかねぶた祭りにも行きたいところです。人間椅子が好きなので…はい…感じたいね…熱気…

青森が生んだロックスター☆⭐︎ 青森のライブハウスも行ってみたいね。



そして新潟に帰る。東京駅から乗り、ゆるゆる最後まで座りたい気持ちがあるので大宮乗り換えでなく新青森から東京まで向かう。となるとそろそろ帰らねばならない。
しかしここでなにかのレーダーが働き青森→新青森に向かう電車 一本前のものに乗ろうと思う。(奥羽本線は1時間に1本のよう)

すると、奥羽本線 大雪の除雪のため運転再開の見込みが立っていません…と

電車の中で巻き上がる悲鳴…!
わたしはこの旅で何回悲鳴を聞いてんだ…!

わたしは次の電車もあるしな…と思いながらも、昨日のことも頭によぎり、電車から降りる。きっとタクシーも混んでるよなぁと思いながらエスカレーターにいると、後ろからお姉さんに声をかけられる。新青森まで行くんですか?そしたら西口のほうがちょっと安く行けますよ…!と教えてくれた。なんていい人なんでしょう…めちゃくちゃ感謝して別れる。ありがとうございました。
そして一台だけ個人タクシーが居られ乗車。すると後ろにタクシーに乗りたそうなお兄さんも発見。乗り合わせていきましょうと声をかけ、新青森へ向かう。お金を割って解散。お兄さん多めに払ってくれてありがとうございました。タクシーのおじちゃんの訛りにほっこりするワイ。
どうも、そのあとに電車は動いたようだったが、いいことにする。

無事到着


17時44分 JR新幹線はやぶさ42号 乗車
21時4分 に東京駅に到着。
目の前に、新幹線ときがいらっしゃった!

安心感〜!

21時20分 JR新幹線とき347号 乗車

東京の街並みを眺めつつ 隣のおじさんのスナック爆食い 燕三条で寝過ごす様子を横目に

23時25分 新潟着


長い長い旅が終わった。楽しかった。疲労がすごい。
でも満足。ハッピー。



総括

1️⃣お清めスプレーの効果はあった
新幹線の遅延、運休はあったものの、結果として2時間缶詰などにはならず、無事に盛岡まで到着することができた。しかもわたしが乗った上越新幹線のあとは遅延などもあり大変だったようだ。
新青森まで行けたとしても、美術館は休館日であった。
そう考えると特急いなほにも乗れたし、結果としてよかったのではないだろうか。
これすなわちお清めスプレーのおかげ。不幸中の幸い。ありがとうございました。

2️⃣浅虫温泉に行きたかった
水族館とか。リサーチ不足。いやもはや時間が足りない。また行く。

3️⃣奈良美智さんや人間椅子のなにかを見たかった
つまり人間椅子のライブ行きたい
奈良美智さんにはアラバキで会える

4️⃣盛岡の地下街で飲みたかった
じゃじゃ麺もそう。もう少し飲み明かしたかった。

5️⃣秋田のきりたんぽやうどんを食べたかった
今回も秋田は通過のみとなってしまった。リベンジ!



なんだかんだで列車の旅もできた、よいきゅんパス旅でした。東京駅では駅員さんにあたる方々もいましたがこういうときに余裕のある人間でありたいと思いました。(あたりたくなる気持ちもわかります)
何事もこう、楽しく明るく元気よく…ちがうな…なんかこう…ハッピーな方向に転換できるといいですね…


よい東北旅でした。

1日目が移動でしか無くなった
次はアラバキで会いましょう⭐︎

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