私が幸福洗脳ブランドから学んだこと。
※「Just do it !」の精神から自身の活動でNoteを活用してみよう!
と思い立ち、まずは過去の記事を転記しています。
(今回の記事は、2018年12月27日に自身のブログにてアップした投稿内容です)
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12月26日(水)「オリエンタルラジオ中田敦彦のオールナイトニッポンプレミアム」生放送のなかで私は、これまで競技活動で培ってきた考え方の根本を活かした
「幸福洗脳」という名前のスマホ用アプリを作成しました!
という告知をさせていただきました。
今回のブログ記事では、番組そのものをご存知ない方へ向けて
①そもそも中田敦彦さんが立ち上げたアパレルブランド「幸福洗脳」とは、なんぞや!?
のお話し。と、
②私が作成したスマホ用アプリ「幸福洗脳」の成り立ち
についてをまとめます。
これまで私が一貫しておこなってきた競技普及活動&マラソン講師活動と本質的にはなにもブレるものではありません。
また、今回の幸福洗脳ブランドとの関わりは私の根本の目的である児童養護施設の支援活動を発展させる上でとても重要なことだと思っています。
井上真悟の気の迷いからくる酔狂か?
それともこれまで通り、狙って勝利を掴むための王道プロセスか?
は、ぜひ今後の一連の投稿と活動を厳しく見守っていただきながらご判断いただけたら幸いです。
そもそも「幸福洗脳」って何?
「幸福洗脳」とは、ひとことで言うと芸人・中田敦彦さんが半年間限定ラジオ番組の企画として、自腹で立ち上げたアパレルブランドです。
そもそもブランドとは、なんぞや?
そもそもビジネスとは、なんぞや?
そもそもお金を稼ぐとは?
をテーマに、嘘偽りなく中田敦彦さんが身銭を切りながら、ふつうに考えたらまず売れないだろう「幸福洗脳」という恐ろしいブランド名のTシャツを1着1万円で売る!という、生きざまを見せ、
しかもビジネスとして成功してみせることで、リアルなビジネスドキュメントとしての面白さをリスナーに届けてみせる!
として始まったラジオ番組ですが…
コレが、めちゃくちゃ面白いのです。
たしかに、いま中田敦彦さんの魅せている芸人魂には、コント的な笑いはありません。
更に言うなら、万人ウケする面白さでもなく、中田さん自身が番組の初回で話していたとおり、メインターゲットは働き盛りの30代前後の男性。
結局、自分たちの年代にとって最も興奮するエンターテイメントとはビジネスなんだ!
と説き、異常な行動スピードと決断力、分析力で、Tシャツをあの手この手でブランディングしてゆき、最速で乃木坂に実店舗もオープン。
さまざまな支援者も巻き込みながら、
ブランドから派生する楽曲、ゲーム、小説、マンガなどへと発展するビジネスアイディアを常にリスナーへは明かしつづけるという、
鬼才のイカれたアパレルブランド
それが、中田敦彦さんの「幸福洗脳」でありオリエンタルラジオ中田敦彦さんの芸人魂だと自分はそう解釈しています。
スマホ用アプリ「幸福洗脳」の成り立ち
ビジネスのリアルを包み隠さず、魅せ続けながら邁進してゆく中田敦彦さんのラジオ放送は、まず単純に勉強になります。
また「幸福洗脳」ブランドは、中田さんひとりの才能で盛り上げているものではなく、
メールで悩みを打ち明けてきたシルバー職人、マクラ職人、地下アイドルなど心のどこかに鬱屈としたものを抱えながら日々を過ごしていた番組リスナーをドンドン取りこんでゆき、
個々の長所を引き立てながらブランドの強みへと変えてゆく、漫画ワンピース的なドラマでもあります。
私は、日本代表選考のかかった11月10日の「神宮外苑24時間チャレンジ」へ向けたトレーニング期間からラジオ放送を聴いていましたが、
そんな幸福洗脳ブランドとの縁を強く感じたのはレースを高成績で終えながらも、
(このまま仮に世界大会で活躍したとしても、きっと世間一般には大して知られることもないだろうな)
という想いを抱えながら、日々を過ごしていた時期に、スポーツチャンバラという分野での元世界チャンピオンが番組内で取り上げられたことがきっかけでした。
スポーツチャンバラも、24時間走と同じく、決して知名度の高いスポーツではありませんが、その元世界チャンピオン藤岡秋介さんは、そんな現状を諦めず、幸福洗脳を絡めた競技のPR活動を率先しておこなっていたのです。
それは自分のためだけでなく、後に続く後輩選手たちのためでもあります。
その姿に胸を撃たれ、ならば24時間走の元世界チャンピオンである自分も、失敗を恐れずやれるだけのチャレンジをしてみよう!
と、想い、深夜に作成した長文メールを番組ホームページに投稿。
翌日には、走って幸福洗脳Tシャツも買いにゆき、紆余曲折を経て、井上真悟なりのマラソン魂の根本を表現するためのツールとして、何十万円かの身銭を切り、2週間でスマホ用アプリ「幸福洗脳」を作成しました。
スマホ用アプリ「幸福洗脳」で私がランニング業界に起こしたいイノベーション
今回、急ピッチで作成したスマホ用アプリ「幸福洗脳」は、決して複雑な機能を多く備えたものでもなければ、斬新なグラフィックなどを施したものでもありません。
ただし、自分がアスリートとして最も重要視してきたこと。
そして、マラソン指導のなかでも何よりも一番最初に伝え続けてきたことを組み込んだアプリです。
このアプリがあれば、あとは使い方次第でSNS内にマラソンクラブを創れると、私は考えています。
アプリそのもののリリースは3日後の12月30日(日)を予定していますが、
リリースしたタイミングで、私が2019年に行なおうとしているSNS内マラソンクラブ構想についてのブログ記事をまとめようと思います。
続報をお待ちください。
井上真悟プロフィール 1980年東京生まれ
• GARMINブランド公式アンバサダー兼ランニングコーチ
• 月刊ランナーズ・サロマ湖/四万十川100kmウルトラマラソン大会公式企画コーチ
• 著書「大陸を走って横断する僕の話。(台湾・木馬出版)」 など
26歳時、父の他界をきっかけに挑んだ通称「世界一過酷なウルトラマラソン」サハラ砂漠マラソンにて2年連続日本人1位となる。
その後、ランニングコーチとして児童を対象にしたコーチング経験を積む傍ら、日本全国の児童養護施設へ走って訪れる活動を展開(2007~)出逢った全ての子供たちを喜ばせたいと思い、当時「20代では結果が出せない」と言われていた24時間走に絞った競技活動に打ち込む。
2010年、伝説のウルトラランナーと呼ばれていたスコット・ジュレクとのレースを制し、20代初の同競技・世界タイトルを獲得。
現在は、「2020年・金栗四三のアメリカ大陸5000km横断駅伝」の実現をめざし、精力的に活動中。夢実現の手段として、2018年11月に出場した日本代表選考会を準優勝。
まずは、2019年10月フランス開催・24時間走世界選手権で9年ぶりの世界王者に返り咲く予定。