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美味すぎる日本酒

好きな酒は何か、と聞かれたら、とりあえずハイボールと答える。
しかも安いやつだ。ブラックニッカとか、高くても角くらいの。
山崎だとか白州だとかそういうのはどうも苦手だ。ハイボールにするのが申し訳なくなる。

だが好きな日本酒は何かと聞かれたら、やはり地元長岡に縁のあるものということになる。

俺が好きなのは壱穣という酒で、長岡に帰ると必ず飲むか買うようにしている。正確には栃尾の酒だが、今や栃尾も長岡市になってしまったので、これも長岡に縁のある酒、ということになるだろう。

壱穣の中でも特別なのがこの「壱穣21」で、本数が限られているので滅多に手に入らない。

俺が最初に花見で記憶を無くした時に飲んでいたのは景虎で、これも栃尾の酒だ。どうも俺は栃尾のものが好きらしい。

ただまあ、壱穣みたいな名酒は数が限られているので、基本的に東京では飲めない。長岡を中心とする中越地方には100以上の酒蔵があるという。そのほとんどが地元で消費されるため、なかなか東京には入ってこない。

こういうタイプの酒は、ワインでもあって、たとえばアルゼンチンのマルベック主体のワインとか、カタルーニャ地方でしか売ってない白ワインとかある。

日本酒も当然、そういうものがたくさんある。

こういう美味い酒は、独り占めするよりも、布教活動に使った方がいい。
中越の酒のうまさをわかってもらう方に価値があるのだ。

まあ他にも長岡には美味い酒がたくさんある。久保田は有名すぎるが、洗心や轍といったバリエーションもいい。

ああそうか。なんで俺は今こんなに日本酒の話をしているのかと思ったら、来週長岡でAIx日本酒ハッカソンをやるのである。

長岡有数の酒蔵、吉乃川とコラボして、酒蔵見学をした上でAIを活用する方法を考えていくテーマハッカソンだ。

最近o3が進化しすぎていてもう自分が一体何をしたらいいのかわからなくなってくるほどだが、テーマが与えられればそれだけアイデアが膨らむ。一体どういう展開になるのか今から本当に楽しみだ。

o3-miniやDeepSeek-R1、およびその周辺の技術の進歩が凄すぎるので、明日は技研バーを開始する前にシラス番組「教養としてのAI講座」の会員と一緒に「AIもくもく会」を開催する予定。中継もするつもり。

AIの性能がぐんと上がってきて、どんどん楽しくなってきた。こんなに楽しくなるとは全く予想していなかった。毎日、AIに触る時間が欲しくて生きているようなものだ。