宇宙の探偵 五反田三郎 第五話
ChatGPTとMemeplexで漫画を作る実験企画です
あとがきに実際の漫画の作り方などを紹介してます
あとがき
さすがに忙しいからしばらく更新は無理かなと思っていたのですが、なんとなくできてしまった。やはりAI作画は中毒性がある。
もともとStableDiffusionが登場した時に、「なんでも描けてしまう」という面白さがあったものの、どちらかというと「どんなキーワードを入れるのがいいか」ということが思いつかなくなって、AIより先に人間の想像力の限界に到達してしまうのですが、漫画を描こうと決めると、必要な絵が無数に出てきて、しかもAIもノリノリで(それは気のせいだが)すごい絵をどんどん描いてくれるのでいくらでもできちゃうのがいいところだと思います。
昨日の夜、友達の漫画家と話をしていて、「一日10ページくらい描いてるんだよね」という話をしたら「嘘でしょ」と驚いていた。そりゃそうだよな。ただ、彼女たちがやりたい漫画表現とは違う表現方法なので、これはこれで下手な漫画として認めてくれよ、という感じです。
さて、今回、新キャラを二人出しました。
特にAI作画を侮ってる人にとっては、リサの指が5本揃ってることに驚いたのではないかと思います。僕は絵が描けないのでこれAIが描いてます。
また、ポーズの指定とかも、プロンプトだけではできないことをやってます。地味なんだけどけっこう苦労しました。そっちの方が時間かかったかも。
キャラの作り方やポーズの決め方ですが、まず、Memeplexの「下絵を描く」機能でラフ(というにはラフに失礼)を描きます。
「おい、冗談だろ」とお思いでしょうが、これをOpenJourneyに入力して「青髪、美人、白いジャケット、白いビジネススーツ、切長の目」とかなんとか入力すると、こうなります。
これを「ループバック」でいろんなキーワードを与えながら整えていきます。
やってみてわかったんですが、言葉だけから敬礼させるの難しいんですよ。
なのでラフから生成するのが正解です。
で、指はいつまで立っても揃わないので、「編集」で微調整を加えます。具体的には、飛び出した指の部分を修正するだけ。「文章の強さ」を目一杯下げるとかなり元の入力に忠実なものになります。
どこか見覚えがあるハイデガー大佐は、友人の顔写真を一通り学習させたあとで、やはり「下絵を描く」でこんな絵を描き…
こんなひどい絵を使って友達のモデルを使って出力させるとこうなります。
なんか駅員さんみたいになってしまいました。
これをループバックして調整するとこうなります。
「下絵を描く」で出力したやつをもう一回ループバックするのがコツです。
そうすると、好きなキャラクターに好きなポーズをとらせたり、欲しい表現を描いてもらったりできます。
うーん楽しい。
やはり自分で目的をもってMemeplex(というかStableDiffusionとかChatGPTとか)を使ってみると見えてくるものが色々あります。
さて、続きはどうなるのでしょうか。