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Zoomで「桜を見る会」をする

日本のパスポートは世界最強である。どこにでもいける。まず不審者として扱われない。その意味で、日本人は世界のどこにでも住むことができる。ビザの問題はあるが、意外となんとかなる。日本人でなかったら、そもそもあちこちさすらうことすら難しいだろう。

そんな日本人である僕が世界中どこにでも住める環境のなかで東京という都市をあえて選ぶ理由は、お花見があるからだ。

今年は暖冬の影響で開花が早まるらしい。開花が早まると、不要不急の外出の最たる例であるお花見が、できなくなってしまうかもしれない。これは日本人として重大なアイデンティティ・クライシスである。

そこで最先端のテレビ会議システムであるZoomを使ってお花見ができないかと考えた。

ルールは簡単

・全員カメラON
・バーチャル背景で桜の景色を設定
・休日の昼間(13時から17時)開催
・各自自分の飲み物とツマミを用意

これだけである。

なぜ「Zoom雑談」ではなく「花見」なのか。それは昼間から酒を飲んで許されるのは正月と花見と日本では決まっているからだ。

かくして、ユーザーインターフェース研究者、大学教授、ブロガー、ピース・オブ・ケイク社長、などなどが集った盛大なお花見が開催された。

「花見といえば日本酒だ!」

と、越乃景虎のにごり酒をの飲み始めたら、いつものように寝てしまった。

花見で酒のんでホストが寝る。まさに日本の風物詩である。

そしてホストが寝てしまっても、参加者は和気あいあいと会話を楽しんでいたみたいなので、結果的には万事OK

万が一、花見ができなくても、Zoomがあれば安心だ。

なんかここ数日、Zoomの回し者みたいな記事ばかり書いているけど、一切お金も受け取ってないし株も買ってません。念のため。

単に新しい道具を使い倒してみたいだけなのだ。