Zoom出勤からの、Zoom飲み会は成立するか!?
昨日からZoom出勤に切り替えた。
まあ不要不急とはいえ、ずっと同じ場所に座ったまま仕事をしていると疲れてくる。
会社の自席から自販機への往復とか、トイレへの往復とか、会議室への移動とか、意外と自分にとって大事な気分転換だったのではないかと早くもオフィスが恋しくなる。
しかしこの流れで飲み会は果たして成立するんだろうか。
そこで思いつきでサークル「shi3zのメディアラボ」のメンバーや個人的な友だちを集めて「Zoom飲み会」ができるかやってみた。
Zoom飲み会の準備は、近くのスーパーで簡単なお惣菜を買ってきて自宅でハイボールを作るだけ。
部屋が汚くても、Zoomの「バーチャル背景」機能を使えば一気に居酒屋に早変わり。
最後の打ち合わせが5時に終わったので、さっそくツマミ類を買いに行って、準備完了。わずか15分。よーし飲み会だ!!
一人飲みである。
いつ誰が来るかわからないので、テレビを見るわけにも行かず、スマホで時間を潰しながらハイボールを飲むのはリアルな飲み会っぽい。
しばらくすると、先程まで打ち合わせをしていた会社の社長が入ってきた。
来ました。Zoom接待!
最近上場されたので、バーチャル背景が豪華なキャバクラ風になっている。なんか本当にその場にいるみたいで笑える。
さらに、もう一人、南相馬の元市議会議員の方がJoin。3/11の震災関係のイベントが全部キャンセルになってしまって大変らしい。
ちなみに僕以外の二人はまだ職場で、飲んでるのはコーヒーとお茶。
30分ほど経つと、BBQ世界ランカーのゲーム会社社長が登場。
この人も会社から。まあでも、彼の会社は立川なのでなかなか酒を一緒に飲む機会がないのは残念。Zoom宴会なら、南相馬の人とも、立川の人ともタイムラグなくお酒を飲むことができる。
そして僕は15年くらい前に、AppleがFaceTimeを導入したときのことを思い出した。
あの頃もこんな感じのバーチャル背景とか、ビデオ会議の機能とかあったんだけど、ラグでまくり回線とまりまくりで紙芝居状態だった。
あの頃みんなが欲しかったテレビ会議システムが、いま、こんなにくだらないことに使われているというのは隔世の感がある。
結局、入れ代わり立ち代わり、総勢10人くらい、最大同時7人くらいが参加する、なかなかの飲み会になった。
意外と7人でも話が成立するもんだなあと思った。
会話してると、友だちから「今日飲みにいかない?」と誘われて、丸一日自宅にいたので外に出たくなり、「じゃあZoom宴会打ち切るか」ということになってでかけることにした。
台無し。
人類には外出が必要だ。
はやくこの騒動が収束するといいんだけど