いわもとQ跡地に爆誕!歌舞伎町の新しい油そば
最近、夕飯をどうするかウロウロすることが多い。
技研に人がいれば一緒に行くこともあるが、吾輩は朝が結構早いので技研の人たちと時間が合わない。
仕方なく歌舞伎町まで出かけてぶらぶらと夕飯を探すのである。
一人で夕飯を食べるという習慣はなかなか慣れないものがある。コロナ前は毎晩誰かと飯を食っていたから。
大概はねぎしか吉野家か、たまにすき家、博多天神なんて場合もある。
なぜ男は一人でラーメン屋に行くのか。
ラーメンが好きというよりも、ラーメン屋が入りやすいのである。
サブナードをぐるりと歩いてもピンと来ない。ゴジラストリートでは観光客たちがゴジラが煙を吐くところを撮ろうと大混雑していた。つるかめ食堂を覗くと入れはするがまあまあ混んでいて、ここも違う。
いよいよ困ったなと途方に暮れていたら出しぬけに現れたのがこんなお店だ。
ここはかつて、速くて安くて美味い天ぷらそばが食べられることで有名だったいわもとQのあった場所。どちらかというとヘルシーなイメージだったこの場所に、理外の油そば屋。うーむ。嫌いじゃない。
まあたまには効率的に寿命を燃やしていくか、と新店の扉を開いてみた。
店内に入ると、ずらりと並んだ香辛料が眩しい。
そして辛味噌油そば並盛り+トッピングAセットを頼んだら「大盛りに無料でできますよ。並盛りだと少し分量が少ないですよ」と親切に言われた。
と言いつつ、油そばの類は他の店では並盛りでもちょっと多めに感じてしまう。でもそこまでいうなら、ということで大盛りに変更。
玉ねぎやニンニクもカウンターから取り放題のようだ。
こういうところの玉ねぎって好きなんだよなあ。シャキシャキしてて。
しばらくClaude3で遊んでいると油そばが来た。
タレは下の方に溜まっているのでそこを掬い上げるように混ぜる。ラー油、酢も足しながら。パルメザンチーズと辛味噌を最初は避けて混ぜてみる。
うむ。美味い。
油そばとしては、ものすごく特徴があるわけではないが、おそらくデュラムセモナ粉を使ったであろう麺はワシワシと食べやすい。途中からパルメザンチーズと絡めるが、元はパスタ粉なんだから相性が悪いわけがない。油そばも広義にはラーメンだと思うが、こういう自由な発想の組み合わせが日本の料理の魅力だよなーと思う。
また行きたい