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母が亡くなってから…

闘病中だった母が亡くなって、あっという間に半年がたってしまいました。
今でも母を恋しく思う日々を過ごしています。

母のお葬式を済ませたあとすぐに私はフランスに帰ってきたので、母の居なくなった実家を行き来する機会もなく、母の死を直に感じることは地元に住んでいる家族や親戚よりも少ないかもしれません。
それでも亡くなる少し前まで、母と毎日のように電話でお喋りしていたので、今でも電話をしたら出てくれるんじゃないだろうか?と思ってしまうことがあります。

昨年の夏に家族で4年ぶりに帰省して母と会ったばかりだったこともあり、遺影写真におさまっている笑顔の母を見ると、とても現実とは思えなくて、何か悪い夢でも見ているだけなんじゃないだろうか?と思ってしまいます。

もちろん頭の中では理解しているつもりです。
きつい闘病生活からやっと解放されて楽になれたんだ、これで良かったんだとホッとしている部分もあります。
だけれどやっぱり、母の居なくなった現実を受け入れられない時があります。
母の笑顔、母の声、…母が恋しいです。


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