中国自動車産業忘備録
中国の新エネルギー車(主にEV)のスタートアップと言うと、蔚来(NIO)、理想(ONE)、小鹏(Xpeng)の3つに集約されてきている。特に2021年6月期で、蔚来が、8,083台、理想が7,713台、小鹏が6,565台といずれも前年同期比でそれぞれ116.1%、320.6%、小鹏に至っては617%といずれも高い伸びとなっている。今後、中国の自動車産業にフォーカスしていきたい。
2021年になってから、深センの大型ショッピングモールで、これら蔚理小の販売店を急に多く見かける様になった。例えば、この小鹏汽车は広東省広州市で何小鹏(IT業界でアリババに事業を売却した経験のある連続起業家)が2014年に創業。これまでに9回を超える融資を受けてきており、セコイアキャピタル、ヒルハウスキャピタルと言った大御所からフェーズが進むにつれ、アリババ、シャオミ、フォックスコン等のIT・メーカーからもこれまで総額154億元を超える投資を受けている。現在のところ、G3、P7のSUV車2種を販売している。
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