目周辺の導引

瞼の摩擦
①    両手のひらを熱くなるまでこすり合わせ、目を閉じ、熱くなった手のひらをそれぞれの側の瞼の上に10~15秒ぐらい密着させます。
②    両手のひらの小指の第一関節の膨らみをそれぞれ目頭にあて、目尻の方向に向けて、軽くこすります。左右の手を同時に、目尻に向けての一方向へ、すばやく10~20回こすります。
 
目の上下の骨の指圧
①    両手の人差し指の爪の上に中指を重ね、人差し指の腹(指紋の部分)で、目の上の骨を目頭から目尻の方へ向けて順に一方向へ、左右同時に数か所強く押していきます。人差し指に重ねた中指に力を入れて圧すのがコツです。 3~5回繰り返します。
②    同じ要領で、目の下の骨も押します。
 
眼球上下の骨の指圧
①    両手の人差し指、中指、薬指の三指をそろえてそれぞれの上瞼にあて、指先で眉毛の下の骨を下からつきあげる(眼球と骨の間に指先をさしこむ)ような感じで強く3~5回押します。
②    同じ要領で三指を眼球の下にさしこみ、眼球の下の骨も上から押し下げるようにして押します。
 
目の周りの筋肉や骨を刺激するのは、眼輪筋を鍛える意味でも、目の緊張をほぐす意味でも良いです。また血行が良くなるので顔の表情にも張りが出てきます。目の下の筋肉は薄いので、あまり強くやると目の隅が強く出ることがありますが、健康上の問題はありません。

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