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覚悟の論理(石丸伸二著)

今回は【七夕決戦の前に読んでおきたいと思った一冊!】になります。 時たまメディアを賑わす石丸伸二・元広島県安芸高田市長。 安芸高田(あきたかた)の読み方を全国的にも広めたのは石丸さんの影響力の大きさでしょう。 テレビなどを通して「情熱的で、野心家で、歯に衣着せぬ物言い」という強いイメージを持っていましたが、著書からは「冷静で、計算的で」石橋を叩いて渡るタイプ、だと感じました。 ビジネスマンとして、リーダーとして、人生の目標設定の際に、参考になる言葉も多かったですが、これが政治

    • 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。(荒木俊哉 著)

      所感: コミュニケーションに自信がないわけではないが、ふとした時に言葉が出ない。 語彙力がないわけではないけど、咄嗟に気を衒ったフレーズが出せない。 これが僕の社会人の中での悩みの一つということもあり手に取りました。 「読んだら言語化能力がつく」という内容では無く、 著書内で紹介されているトレーニングを1日2分✖️3回実施するというもの。 実際やってみると ・2分ってこんなに短いの ・自分ってこんなに言葉が出てこないの、という自省の連続でした。 まずは2週間試して、続きのレビ

      • マーケティングとは組織革命である(森岡剛 著)

        所感: 前職の業界的な特徴から、合理的な提案というよりは、情緒的な営業・戦略立案をすることが多かったので、第1章から自分の弱みを指摘されているような気持ちになった。前半部分では、「マーケティング」を大義的に捉えること。それを実現するためには単なるノウハウや技術だけでなく、組織的に変革することが重要だとわかった。実現できていない企業は多いように感じるが、「時代の変化に対応できない企業は滅びる」ので、個人の利害と企業の利害を一致させ、人をより生産的に動かす仕組みをリーダーとして考