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致死率、重症化率のおかしな点まとめ

先日、コロナの5類化が決まってしまったんですが、
その根拠となっているのが、コロナの致死率、重症化率でした。

皆さんも御存知のように、オミクロン株という変異ウィルスが、
昨年の年末年始頃から猛烈な勢いで感染者を増やしはじめまして、
大変な被害をもたらしたわけなんですが、
感染力が高い反面、重症化率が高くないということで、
いい機会だから、もっと広めようという人たちもいたわけなんですね。

まあ実際には、あまり変わっていない
とも言われているんですが、

今回は、
国が根拠とした感染状況のデータの問題点について
検証する意味で、コロナ死者数、重症者数、感染者数で
グラフを作ってみました。

まずは重症化率?なんですが、↓

重症化率?(重症者数/感染者数)の推移グラフ


厚生労働省が毎日更新しているダッシュボードのデータから
重症者数感染者数とを、
それぞれ月ごとに合算したもので
月ごとの比率を出してみたんですが、

これを見る限りでは、
昨年のオミクロンに置き換わった辺りからは
全く上がっていませんので、
オミクロンは弱い株なんだな」
という印象なんですね。

それはそうかも知れないんですが、
これを書いていて気になったことがあって、

次のグラフというのが「致死率?」のものなんですが、↓

感染者数を母数にしても
結果はわかりきっているんで、
重症者数を母数にしてみたんですね。

そうするとご覧の通りで、
昨年のオミクロンからは
逆に上がっているというか、
ほぼ上がりっぱなしなんですよ。

で、その原因として考えられるのが、一つは、
本当は弱毒化してないんじゃないかという仮説なんですが、
毒性が上がっているというのはおかしいわけなんですね。

しかし、少なくとも、
重症化しないでお亡くなりになられている方が多いということは
この数字を信じるならば事実ということになるんですね。

ということは、
お亡くなりになってから陽性者であると判ったというケースが
かなりと増えているのではないか、ということなんです。

実際、オミクロン株の感染力は強力であったようで、
これまでとはケタ違いの陽性者数が出ている一方で、
病院側の受け入れ能力というのは
そんなに増やせるものではありませんから、
自宅でお亡くなりになられている方が
かなりおられるということなんだと思うんですよ。

そしてそれが、このグラフを見る限りでは、
どんどん深刻になっていて、
実質的な致死率を押し上げている
のではないか、
ということが容易に想像がつくわけなんですね。

そのあたりを検証するために、
今度は、この比率と、感染者数とを重ねてみたんですが、
微妙に高い相関係数が得られましたので、載せておきます。↓

「致死率?」(コロナ死者数/重症者数)と「感染者数」との相関係数

昨年のところを見ると、
かなり重なって見えてくると思うんですが、
6月と10月のあたりが大きく食い違っていますよね。

この時期は、いずれも感染者数だと減っていた時期なんですが、
超過死亡だと増えていた時期だったんですね。

この部分的に大きく差が出るというのはおかしなことで、
「意図的に、感染者数を減らす努力をしていたんじゃないか?」
という感じがするんですね。

まず6月なんですが、
外国人ツアー観光客の受け入れを再開してるんですね。

そして10月というのは、
「全国旅行支援」が始まったりだとか、
「GoToイート」が2年ぶりに再開したり、
入国規制が緩和されて、
入国者数が急激に増えていた時期なんですね。

ですから、
ものすごくわかりやすいタイミングである
ということなんですよ。

今回使用した「感染者数」「重症者数」「死者数」は、
こちらのExcelで、月別に合算したものです。↓

コロナ公式統計(厚生労働省).xlsx
https://drive.google.com/drive/folders/180cVr4881oqGhYbhkU8dweRWGTmMxazh?usp=share_link

グラフについては、こちらのExcelにあります。↓

致死率・重症化率.xlsx
https://drive.google.com/drive/folders/1YOfqDyNVJji4QtcHGrA2mwmx_L2pWLR9?usp=share_link

旅行業界の政界人脈についてはこちら。↓

「観光立国」と創価学会との関係
https://note.com/sheltem/n/n1e663f758089

創価学会の価値論は「利・善・美」
https://note.com/sheltem/n/n2aa727a164ce


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