斎藤知事の公約について
ミスリードするようなフリップが、多数、出回っていますので、
今回は、県の資料を踏まえながら、詳しく確認してみたいと思います。↓
達成率ではなく着手率
まず最初は、極めて高いとされる
公約の達成率についてなんですが、
よく見ると、「着手・達成率」と書いてあるんですね。↓
この"達成率"の出どころというのが、
就任三年目の、こちらの記者会見なんですね。↓
定性的・定量的の意味についてはこちら。↓
この公約というのは、
斎藤知事のwebサイトに以前は出ていて、
今は消えているんですが、
Internet Archiveには残っていました。↓
どうみても173項目もあるようには見えないんですが、
それはともかく、
実際に、予算をつけた項目は
兵庫県のwebサイトで確認することができます。↓
知事によると、
選挙戦の時に掲げた公約というのは
県政を行っていく上では絶対的なものではなくて、
後で外すこともある、ということみたいなんですね。↓
大学の無償化はすでに国が実施済み
とりわけ目玉政策とも言えるのが、県立大学の無償化なんですが、
大学の無償化については、すでに国が実施していますから、
あまり意味はないということですね。↓
貧困層の進学を助けるためとか言っていますが、
兵庫県の場合は、所得制限がないんですね。↓
そんなこともあって、お金がかかる割には、
得をする人がすごく少ないんですね。
天下り対策という程のことはしていない
財政基金残高の増加は税収増によるもの
まあ皆さんもご存知かとは思うんですが、
ここ数年は、物価が高騰していることから、
国でも消費税収だとかが増えているんですね。
県でも、消費税、所得税、法人税、固定資産税、観光税などが
物価の高騰や円安の影響を受けると考えられます。
県庁舎の建て替え凍結にパソナの影
これは前にもお伝えした通りなんですが、
いずれは規模を縮小して建てることになると思います。↓
公用車の経費もあまり変わっていない
2024年11月28日追記