少子化対策が無くなると喜ぶ人たち
"例えば、3.5兆円以上の予算を投入した 「異次元の少子化政策」が
大きな失敗に終わったことを思い出してほしい。
この政策は少子化対策として 大々的に打ち出されたが、
実際には何の成果も上げられず、 結果として子育て支援金の名目で
増税が残っただけだった。"
https://news.yahoo.co.jp/articles/37b6db413bed234b71471de49c0c2b9d0e202045?page=2
まあこれは、「コバホーク」こと
小林鷹之に対する批判記事なんですが、
これを読んでいて思ったんですが、
少子化対策が無くなると、どうなるのか、
どういう人たちが損をして、儲かるのは誰なのか、
ということを考えてみたんですね。
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【安倍晋三】増税による税収増分のうち、 社会保障分は1/5、
残りは借金の返済分だったと発言。 (2017年09月25日) http://pastport.jp/user/sheltem2/timeline/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8/event/343u4VwMUgr
"この消費税の使い道を
私は思い切って変えたい。
子育て世代への投資と
社会保障の安定化とにバランスよく充当し、
あわせて財政再建も確実に実現する」"
https://youtu.be/rGuVCIw5S0c?t=530…
これは、この何年か前に、
天敵である日本共産党が指摘していて、
それもあったと思うんですね。↓
消費税増税分「すべて社会保障に」はウソ
大半は財源を置き換え
https://jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-30/2014033001_03_1.html
それまでの安倍内閣の選挙というのは、
アベノミクスと
消費税の増税見送りとで
勝ってきていたんですね。
で、いよいよ増税しないといけない となった時に
国民世論を意識して、言ってしまわれた
ということなんだと思うんです。
ですから、勝手なことしやがって
というのはあったと思うんです。
"ところがこの「三党合意」は、
増税の増収分の大半を
これまで政府が作った借金返済のために使い、
実際に社会保障に使うのは 僅か2割程度という
「詐欺」まがいの仕組みだったのだ。"
"「これはおかしい」というのが
安倍首相の意見だ。"
https://nikkan-spa.jp/1402495
この記事もそうなんですが、
SNSだとかでも、
「財務省が悪い」「緊縮財政」という主張を
している人たちがいますね。
消費税には反対なんだけど、積極財政の方がいいだとか、
「国債を増刷してお金を使えば景気が良くなる」とか、
「国は財政破綻しない」と主張している人たちです。
彼らがよく使っているフレーズに、
「国の借金は、国民の資産」というのがあるんですが、
似たようなことを言っていた人たちが、
前にもいたわけなんですね。↓
"また、戦時下の隣組読本『戦費と国債』を見ると、
「国債は国家の借金、つまり国民全体の借金ですが、
同時に国民がその貸し手であります」という記述がある。
国民に戦費を賄う国債の購入を奨励したが、
戦後ハイパーインフレにより紙切れ同然になった
という歴史的事実は重い。"
"地方の高速道路建設や空港整備などの需要創出効果は少なく、
維持費だけがかさむ結果となっている。
このような有効活用されていない国の資産は、
価値が毀損しているわけで、
国の借金(国債発行)によって建設された国の資産は、
借金に見合うだけの価値をもたらしていない"
https://profession-net.com/professionjournal/tax-article-443/
そして、日本国債を買ってるのは、
海外の人の方が多いみたいなんですね。↓
"高いインフレになれば、
国民が持つ預金などの金融資産は価値が目減りする。
一方、国債もその価値が目減りし、政府の借金の負担は減る。
つまり、インフレが起きると
国民から政府に実質的な所得移転が起きる。
「高率のインフレは財産税と同じ」なのだ。"
"国内の家計貯蓄に対する国債残高の比率は年々高まっていて、
今後10年から15年で、国債残高は家計貯蓄を超える。"
https://www.nippon.com/ja/in-depth/a03002/
日銀が量的緩和でお金を増やせば、
いくらでも物が買えるというのは
絵空事だということなんですね。
不況下での財政ファイナンスについてはこちら。↓
で、今現在、どういう人たちがお金を使ってるのかというと、↓
"公明党が国交相のポストに狙いをつけたのは最近の話ではなく、
70年代から『土木と建設こそ権力の源泉』と見抜き、
着々と準備を進めてきたのです」(同・元幹部)"
" 公明党も野党として
自民党の金権体質を批判した。
ただし、攻撃一辺倒ではなく、
秘かに“角栄流の政治手法”を分析し、
自分たちのものにしようと研究していたという。"
つまり、公明党は田中派の手法を学び、
自公連立政権で再現したのです。"
https://web.archive.org/web/20231121151416/https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-1024173
まあ、簡単に言うと、
田中角栄だとか竹下登の系統である経世会、
あるいは、その後ろ盾の創価学会ということですね。
それでその、少子化なんですが、
少子化対策ではなくて、
少子化推進政策が始まったのが、
1974年の田中内閣の時なんですね。↓
会合を仕切っていたのは、
清和会系のドンの岸信介・元首相なんですが、
ともかく重要なのは、
与党系は人口を減らそうとして来たということです。
あとまあ、安倍さんの暗殺事件については
こちらにまとめておいた通りです。↓
2024年9月5日に追記
あと、安倍内閣は、
金融所得課税を導入していますね。↓
2024年10月13日追記
「経世済民新聞」(三橋貴明)だとかと
創価学会との関係についてはこちら。↓