名誉教授の就任の経緯
2006年当時は、日本の企業が盛んに中国に進出していた時期です。
私が民間時代に創業した製造業向けコンサルティング企業が
大手クライアントの中国進出を支援していた際、
当時講師等を務めていた東京大学や早稲田大学と北京航空航天大学との間で
交流があった事から、同校の関係者からソフトウエア学院での講演の依頼がありました。
当時、当該ソフトウエア学院は、
ドイツのERP(民間企業の販売・生産管理の統合システム)ソフトである
SAP社と契約をしたばかりで、ERP開発に取り組んでいました。
私自身、米国系コンサルティング会社PWC
(プライスウォーターハウスクーパース)社にいた際、
そのSAP社ソフトを積極的に開発していた事が評価され、
ERPや私の専門であるPLM等関連の講演を行い、
それを記念して北京航空航天大学ソフトウエア学院から
「名誉教授」の称号を頂きました。
しかし、その前後で、当該学部や当該大学の関係者として働いたり、
共同研究をしたりした事はありません。
その後、北京航空航天大学とは、
校友会から、日本での講演を数回頼まれた関係しかありません。
前述のとおり、最後の講演は、
2017年6月のフォーラム参加でのものになります。
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