質問 4. 確定値じゃないのに比較して意味あるんですか?
回答4.
正確な死亡数というのは、
厚生労働省が発表している「人口動態」でわかるんですが、
これはあまりに遅すぎるため、
当サイトでは、止む無く自治体の月報のものを使用しています。
もちろんこれは、確定値ではないのですが、
これまでのデータを確認したところ、
大きな誤差が生じることはほとんどなかったことから、
ダメ元でこれを使用しています。
誤差については、「誤差の判定」のところに、
都道府県の月報と厚労省の人口動態速報との誤差を
書くようにしていますので、ご確認ください。
ここで大きな誤差が出ていない月のデータについては、
ほぼ実勢であると見ていいかと思います。
死亡数の公表される過程
1.市の月報
・・・翌月の1日~15日ごろにかけて発表されます。
大きな超過が出た場合は、ハザードマップとして活用できそうです。
2.都道府県の月報
・・・翌月の20日~月末ごろにかけて発表されます。
値は、市のデータと同じです。
発表が遅いため、
ハザードマップとして使うにはやや難があると思われますが、
同じ地域で数ヶ月にわたって超過が続くことはよくあるため、
なるべく避けたほうが良いと思います。
3.厚労省の人口動態速報
・・・翌々月の21日ごろに発表されます。
ほぼ確定値とされる概数との差がほとんどないため、
最も早く被害の実勢が知れる値ということから、
グラフを作っている方が多いようです。
4.厚労省の人口動態概数
・・・5ヶ月後の6日ごろに発表されています。(※12月分は遅れる)
厚労省によると、ほぼ確定値とのこと。
5.厚労省の人口動態確定値
・・・翌年の9月に発表されます。
ハザードマップとして使えるのか
超過が出ている地域とその周辺には、
人口とは関係なく偏りがみられたり、
また、観光地で多く出ていたりするため、
使えるのではないかと思います。