見出し画像

写真で2024年を振り返ってみた

この一年を振り返ると慣れない育児に精一杯の一年だったなあ…と感じていますが、一方で写真を見返していたら、お出かけや旅行もして、色々とトライもしてきたんだなと感じています。
旅行記事を書こうと思いつつ、溜まりに溜まってもう書かなそうなので…写真で簡単に振り返って行こうと思います!
写真が43枚もありますが、中国国内の様々な土地を載せているので、楽しんでもらえたら嬉しいです☺️
(トップ画は福建省アモイで訪れた土楼の中)



1月 はじめてのお正月

生後1ヶ月の我が子と初めての元旦。里帰り中の実家で。

日本はやっぱりなんでも美味しい、幸せ✨


2月 はじめての子連れ国際線

生後2ヶ月、はじめて国際線で中国に戻ってくる。しばらくワンオペ育児でいっぱいいっぱいだった頃。

バシネットはじめて見た


3月 子連れで博物館などへお出かけ

はじめて少し遠めの子連れ外出をする。行き先は謎に、科挙博物館。笑 家からタクシーで行きやすかったので行ったけど、日本語の説明ないわベビールームないわで色々間違った😅途中うんちするもおむつ替えできなくて慌てて帰宅。

科挙博物館。一応、地球の歩き方には載ってる
恭王府にも行ったよ
簡単にいうと、清代の豪邸。おすすめスポットです
元代の城壁跡、今は公園になっている
元代も都は北京だった(故宮は明代から)
桜で有名な玉渊潭にも行ったよ


4月 はじめての子連れ旅行

行き先は河南省・安陽。中国唯一と言われるここの文字博物館に、絶対に行ってみたかったのです…!殷墟でも有名なこの土地。ただ、殷の時代の土器などを一旦掘り起こしたものの「保存ができない」とまた土に埋めたようで、殷墟はちょっと期待通りとは言えなかったかな。笑 
生後4ヶ月児との旅は、基本抱っこに収まってくれていてそれなりになんとかなったけど、夕食の時間がちょうど寝かしつけにかぶって、夫婦で一緒にご飯を食べるのが難しかったり、ルームサービス頼んで真っ暗闇の中で夕食食べたりして、それはそれで大変だった。

安陽の文字博物館。甲骨文字が見つかった土地。
農作業のための天気や祭事、王の旅行に関することなど、
初めは占い目的で使われた甲骨文字
亀の甲羅や牛骨を用いて占った
展示はどれも興味深かった
宿泊したワンダホテルのロビー
客室の中にも甲骨文字デザインがあって個人的にはツボ


5月 山東省・曲阜

儒教の創始者である孔子の故郷。春秋戦国時代は魯の都だった曲阜きょくふ。孔廟、孔府、孔林と回った。土地柄か年配の中国人旅行客が多く、赤ん坊連れだったのもあって、過去一声をかけられた気がする。笑
余談だが、曲阜で泊まったマリオットホテルは、値段が割安な割にとっても快適で、内装も素敵だった!中国に2年以上滞在しているが今のところ一番良かったと思う。中華系ホテルも色々試したけど、やはり外資系ホテルの方が雰囲気も含めて好きだなあ。

孔廟の中心である大成殿。学生もたくさんいた
孔廟は、北京の故宮、泰山の岱廟たいびょうと並ぶ
中国三大宮殿建築。見応えあった
孔林にある孔子の墓。
林がつく墓は最高位で、中国では孔子と関羽の2人のみ
マリオットホテル。落ち着いた雰囲気がすごく良かった
ベビーベッドもよくある木製のものではなく柔らかい生地で
子どもも喜んでた
道教の聖地五岳の中で最も尊いとされる泰山の紅門
ロープウェイ停止中で紅門まで歩いて登った
急な石段が多くて大変だったので子連れの方にはおすすめしない笑
中国三大宮殿建築の岱廟たいびょう
現存のものは約1,000年前の北宋時代が基になっている


6月 山西省・大同

世界遺産を見に。

絶壁に立つ懸空寺けんくうじ、北魏時代に建設
仏教・道教と儒教の3つを一体化した独特の宗教寺院
登ってみたけど、結構怖かった
現存最古の木造の仏塔、木塔。
1056年建設、その後元代に大地震があったがこの建物は残ったそう
北魏時代に大部分が建設された、世界遺産の雲崗うんこう石窟
インドやキリスト教の天使の像もあった。世界各国の宗教がどのような影響を中国に及ぼしたのかが分かって面白い
ちなみに大仏の顔は皇帝の顔らしい(権威を示すため)


7月 北京

家族とともに久々に北京の観光地巡り。

万里の長城。初の慕田峪長城
観光向けに整備されてるが階段は多く割と大変
故宮。何度見ても圧倒される…
夏休みなのでチケット入手は困難、
わたしは代行業者に頼んで入手してもらいました
何度目かの天壇。北京に来たらここも必見
コロナ禍の健康宝など(もう思い出したくないけど…)
北京のアイコンとしてもよく使われるとの認識
北京しゃぶしゃぶ。辛くなくて好き
ごまだれなので日本人は結構好きかと


8月 内モンゴル・フフホト

内モンゴルのシーズンは7-8月。砂漠と草原、二つを回るのが一般的なコースなのですが、砂漠と草原間は車で3時間の距離。0歳児に耐えられるのか、悩んだ末に我々は草原のみに行きました。(フフホトから一番近いシラムーレン草原)
当日はあいにくの天気で、8月なのにめちゃくちゃ寒かった。薄長袖着て行ったけど、風が吹き抜けると草原は遮るものがないのでもう寒いのなんのって。ダウン着てる人もいました(風が強すぎて傘は使えず、みんな雨ガッパ着用)。草原に住む人々ってこんな過酷な環境にいるのかと思い知らされました。ちなみにモンゴルパオにも泊まってみたかったけど、トイレや水回り環境が良くないこと、室内が土足なこと、ベビーベットがなくハイハイ期の我が子のストレスになりかねないことから、諦めてフフホトのホテルに泊まりました。

ただただ大草原が広がる
騎馬民族の演技。馬に乗ったまま逆立ちしたり
組体操したり、身体能力の高さに驚かされっぱなし
モンゴルミルクティー。ツボの横にあるおつまみも入れて、塩味で。ハマると美味いらしいが、しょっぱいミルクティーははじめてだとなかなか難易度高い味だった…
フフホト一のチベット仏教寺院、大召寺だいしょうじ
この周りはカフェやレストランも多くておすすめスポット
至る所にチンギス・ハン


9月 三星堆遺跡の博物館

四川省から三星堆遺跡&金沙文化の展示が来るとのことで、行ってきた。まだまだ謎が多いと言われるこちらの遺跡、目が大きかったり飛び出てたり、耳が大きかったり、手も異常に大きかったり。宇宙人のような、とにかく異様な造形が特徴。約5,000〜3,000年前に栄えたと考えられている。四川省に行かずとも見れたのは本当にラッキーだった!!!
ただ入場料は無料だったので、人が多すぎて子連れでは危ないと感じた💦中国国内で入場料無料のお出かけ先は、人が半端なく多いのがほとんどなので、要注意と学んだ…。

目が飛び出てる…

10月 一時帰国

国慶節は中国国内を観光しても大混雑なので、日本に帰りました。まだ元気でいてくれている祖父母にひ孫を見せられたのは良かった。(写真割愛)

11月 福建省・アモイ

中国国内線の座席は国際線よりも狭いので…子連れで行けるかずっと不安で後回しにしていましたが、ついにその時が来ました。ずーっと行ってみたかったアモイは行って大正解。アモイに引っ越したい!と思うくらい好きになってしまいました。山があって海があって空気が綺麗で魚介が美味しくて、お茶の産地の武夷山も近くて、気候も南国でゆったりしている感じがありました。ほんと良かったなあ。

異国情緒溢れるコロンス島
ピアノ博物館、何気に良かった
こちらは20世紀初頭のドイツのピアノ。鍵盤の色が白黒逆だったり、ペダルが8本あったり、ピアノの横に蝋燭がある感じも好き
おや、街中に銀のピアノが
コロンス島の夜、美味しいお店がたくさん
アモイといえば、土楼どろうである
南下してきた漢民族(客家人はっかじん)の住居。ここはみんな黄さん、全員親戚らしい。土楼は客家人の団結のシンボル。まずトイレシャワーがないので大変な住居環境だ…
土楼の中
1階がキッチン、2階が物置、3階が寝室
縦で仕切られるのが1世帯
街中はシンガポールの作りに似ているらしい
比較的新しい都市で、ホテル周辺は道路が真っ平らで
豊洲みたい!?と感じた笑 ベビーカーもスイスイだった
遠くに見えるのが台湾


12月 クリスマスマーケット

基本的に、中国ではクリスマスは特別な行事ではないので、北京でクリスマス感を味わいたければ欧米系のイベントに参加する必要があります。(上海や広州は違うのかも?)
建物の中ではクリスマスの飾り付けもたくさん味わえますが、外で大々的に飾り付けをするのは控えている感があります。

2022年の写真だけどツリーらしきものに
ハッピーニューヤーとつけちゃう感じ、面白いよね
これは中華系のショッピングモール

今年は念願のドイツのチャリティマーケットに行くことができたので、大満足です。他にもイギリス、フランス、インターナショナルスクールや、街中のカフェなど、小規模のものから大きめのものまで、いろいろありました。

Schindler, BMW, Mercedez, SIEMENS… ドイツ系企業がたくさん協賛していました
Mulled Wine, 美味しかったー!


以上、一年の振り返りでした。
小さい子連れだと、中国の秘境と言われる土地にはなかなか行けず残念に思うこともあったけど、できることに目を向けて行動していたらこんなにも積み上がっていたんだな、と嬉しく思いました。真剣に旅行プランを練ってくれた夫にも感謝です。

来年も欲張りすぎず、でも楽しい思い出も作って行けたらなと思います。皆さんにとっても、素敵な一年となることを祈っています☺️


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集