｢おとぎ話みたいな｣
処女日記本『おとぎ話みたいな』が完成しました。
今春から書店員になったこと、読書に愛情を注ぐ人やイベントにも出会い、本に対する愛しさが昂っている今だからこそ成し遂げられたと思います。今の私と環境があったからこそ形に残せる最後まで辿り着けたのだと思います！
「おとぎ話みたいな」収録内容
⑴2024.3.31〜9.30の半年間日記
新社会人として生活が大きく変化した4月からちょうど半年後の9月までの日記を詰め込みました。日記は毎日ではなくて内容の薄いもの、記録していない日は省いてます。ちゃんと人様に金銭を払ってもらえるクオリティにしたかったのが大きな理由で、また日記本を製作する私でも毎日日記を書いているわけじゃないんだよと日記を書くハードルを下げるためにも、ありのままの状態にすることを選びました。
⑵エッセイ4本
私の生活を鮮明に想像しやすくするために生活をテーマに書いたエッセイを4本書きました。
①「生き様」
特別ではない起床から就寝までの1日をそのまま書いてみました。
好きな人たちの生活を覗きたいな〜という自分の欲を叶えるために
先陣切ってオープンした訳です。一緒に住んでいる感覚、近い存在に思ってくれたら嬉しいです。
②「生命に光」
今回「おとぎ話のような」に収録している日記期間の春から同棲生活が始まり、絶えずに生活の光で居続けてくれる同居人の紹介をしています。毎日の感謝も込めて愛情たっぷり注いで書いてます。
③「祈り」
最近脳内で思っていることをばーっと文字に書き起こしてみました。こういう思考する時間、大切にして生きれる人間になりたいという思いを込めて。生活を甘噛みせずに咀嚼したい。
④「ひとりごと」
日記本に収録している今年は生活にも自分自身にも大きな変化が起こった1年だったので、ある日の日記メモに書いた文をそのままさらけ出しました。最後の最後にこの作品を書いた私の人間性みたいなものを知ってほしいという欲が出たのかなって後から恥ずかしくなってます。お手柔らかに何卒何卒...！
みてーっ！なポイント
⑴リング式製本
製作するにあたって「折角ZINEなんだから自由にしちゃおう」と悪巧みしました。
その1つがリング式製本を選んだことです。
"生活のどのシーンでも読書をしていたい"という欲求を叶えるために、本が頁を開いたまま自立してくれるリング式にしました。
これで食事中もドライヤーで髪を乾かしている時も読めちゃいますよ～～✌︎
好きなページを開いたままインテリアとして飾れたりもできます◎是非ぜひ。
⑵枠と「」
日記頁は1日1日を枠と「」に囲ったデザインを施しています。(Instagramストーリー参照)
これは日記本を製作する過程で、過去の日記を読み返すと1日1日ちがう自分を見つけて気持ち悪いと思ったことがきっかけでした。嘘は書いていないし、正真正銘すべて私だから1日ごとに「」で区切って本としてまとめようとひらめきました。また短編集のように読むペースを区切りやすいように枠で囲いました。是非あなたの好きなペースで読み進めて見てください！
⑶写真
実は日記の中に写真を点々と散りばめています。理由は2つ。
1つ目はカメラで写真を撮ることが好きだから。スマホと一眼レフカメラのフォルダはすぐに容量オーバーになるくらいには溺愛しているので、折角ならお披露目したかったんです。
2て目は活字慣れしてない人も読み進めやすくしたかったからです。
私の好きな人の中には読書習慣がない人もいます。その人にも作品を届けたくて、自分が読書初心者の頃を思い出すと、ライトノベルの挿絵に辿り着くのをゴールに読み進めていた事を思い出しました。挿絵を写真に置き換えて読み進めやすくする工夫を導入してみました◎
⑷扉絵
日記の月始めに扉絵を差し込んで、その月のタイトルと写真を入れています。
日記本タイトル「おとぎ話のような」を意識し、おとぎ話短編集イメージでひと月が1つの短編と仮定して仕上げてみました。特に並び順はないので、短編集のように好きな月から読めちゃいます！
友情出演
日記を読み進めると登場人物も現れる訳です。
誰がどの人だった？をお助けするべくnoteに登場人物をまとめます🍥 全員好きな人たちなので少しここで紹介もしちゃいます~！
(私が本を読んでいてよく登場人物迷子になるので)
⑴恋人：同居人
春から同棲を始めた恋人兼同居人。
年は離れているがお茶目な大人で精神年齢は限りなく隣合っているに近い。人間より魚と犬が好き。
⑵友人(お寿司ネタver)
・職場の友人
いかちゃん ：
見た目はミステリアスな綺麗な子なんだけど、ちょこちょこ見える怠惰さが愛おしい子。テンションとか話すペースが一緒で縁側で話している錯覚によく陥る。
イクラちゃん：
毎日多忙で世界一人生を咀嚼しているタフな友。思考が似ているので定期的に思考会も開催する。知人の中で1番格好良い生き様をしている方！
うにちゃん：
プライベートでも会うほど懐いてくれている女子高出身の純粋無垢な後輩ちゃん
サーモンさん：
日記祭応募の頃から製本相談に乗ってくれる心強い友人兼尊敬の塊。勝手にお茶目な大人になりたい同盟だと思っていて、気軽にはしゃぐ姿を見せれる安心感があります。野原で側転とでんぐり返しをする約束をしている。
玉子ちゃん：
春からの片想いの女の子。小学生ぶりに交換ノートを交わしている仲。日記祭の直接販売にも友情出演してくれます◎小動物みたいでほんんんとうに可愛いので拝みに来てください。
ネギトロさん：
犬のような笑顔が目印なお姉さんいつも安定して包み込んでくれる優しさを兼ね備えている私たちの避難所。
以上「おとぎ話みたいな」の詳細でした🩰
多くの人に届きますように...！