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49.園庭の花は【見る?】【遊ぶ?】保育所で使える草花って?③

こんにちは〜ラクです!🙂
今日もお花の勉強を一緒にしていきましょう。
3回目となるテーマはちょっと的を変えて🫑

遠慮なく使おう!保育所で使える遊べる花5選!

こう言うテーマでいこうと思います。
前回の記事はコチラ

まずは前回のお話です。
園庭では【遊べる花】として設定できるものを用意すると、以下のメリットがあるとお伝えしました。

①保育士のストレスが減る。
②声かけが減ることで、周りにいる子どもたちの保育を止めないで済む。
③花を「遊びの素材」として使うことができる。

もちろんより彩りを飾る景観の意味で【魅せる花】を植えることも大切だと言うのが僕の考えです。

要は、どんな花なら楽しめるか?

そこを深掘りしていくのも、楽しい園庭づくりのヒントになるかと思います😃

今回は、僕が実際に保育所で育てたことのある【遊べる花】を5選紹介していきます。
使いやすく、育てやすいのでぜひ最後まで見ていってください。
それでは本題に入っていきましょう🍅

○保育所で使える【遊べる花】5選

おさらいとして、今回紹介する花の特徴としては大きく次の2つです。
・めっちゃ丈夫
・どんどん花を咲かせる。

育てやすく、遠慮なく花も使える品種となります。

①白クローバー

【遊べる花】と言えば、真っ先に思い浮かぶ方も多いんじゃないでしょうか?
別名「シロツメクサ」として知られている草花です。幸運を招くと言われている「4つ葉のクローバー」を探す楽しみもありますね🙂
また、花の冠を作ったり、コンパクトに指輪を作ってみたりと、先生方の中には遊んだ経験のある方が多いんじゃないでしょうか?

クローバーの種まき時期は3月〜6月、もしくは9月〜11月頃です。
重ならないようにして直まきし、薄めに土をかけるのがコツ。
どちらかと言えば乾燥には弱いので、夏場は苦手です。
なので、育ち続けるようにするには、午前は日向で午後は日陰といった【半日陰】な場所が向いています。

摘んでも摘んでも白い花や葉っぱが出てきます。遠慮なく遊べますよね。
とにかく一度根付くと枯れることがないイメージです。

※反面、一度根付いてしまうと、取り除くのは非常〜に難しいです。
また、他の雑草が繁殖しやすい場合もあります。植える場所によってはこまめな管理も必要なので、植えるときは注意が必要です。

②クリムゾンクローバー

ストロベリーキャンドルとも言います。先ほどの白クローバーの仲間で、名前の通り赤い花を咲かせます。
本来は多年草なのですが、暑さには弱いため日本では一年草として扱われています。なので、毎年種を植える必要があります。

種まき時期は白クローバーと同じく3月〜6月、もしくは9月〜11月頃。
植え方も同じです。こちらは日当たりと風通しの良い場所が適しています。
日光が足りないと、花付きが悪くなる特徴があります。

いちごを逆さにしたようなかわいらしい形をしていて、ままごとでは誕生日ケーキのローソクに見立てて使っていることもありました。
彩りの良い赤色なので、とても映えますよ🙂

③赤クローバー

「②とどうちゃうねん?」となりそうですが、花は全然違いますww
別名「ムラサキツメクサ」、どちらかと言えば紫クローバーですね😄
白いのが紫になっただけのクローバーといえばそうですが、葉っぱの形など微妙に違ったりします(尖ったクローバーの葉っぱなど)

育て方は白クローバーと同じようにします。
多年草なので、一度植えてしまうと取り除くのが難しいのも同じ。
植える際には場所を選びましょう。

④マリーゴールド

保育所や幼稚園で【染物】をした経験はあるでしょうか?
マリーゴールドの花は色味が出やすく、水によく溶けるのでとても綺麗な黄色になります。なので、シャツやハンカチに染めるといった体験もできます。
こんな感じですね。

結構色味でると思いませんか?😄

マリーゴールドはキク科の一年草。暑さに強く寒さに弱い性質の、基本的に丈夫で育てやすい植物です。種まきが3月頃で、5月~11月頃、独特な香りがする花を咲かせます。結構長い期間花を咲かせつづけられるんですよね🙂。
花色は黄、オレンジ、白、赤、複色など様々で、花の大きさは小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲きなど多様です。

どんどん花を咲かせれば、先ほどのように染物にも使うことができるので、僕個人としては特にオススメしたい花です🌼
一方で、タネから植えて育てるのは中々難しかったりします。
春ごろになると、ホームセンターなどでが売られているので、必要な分だけ買う方が僕としてはおススメです。

⑤レンゲ

有名なはずなのに、今は見かけることもすっかり少なくなった気がします。
昔、僕の実家の周りにある田んぼでは、春先にレンゲがたくさん咲いているイメージがありました。

田んぼ一面のレンゲ


レンゲは花をつぶすと綺麗な紫色の汁が出てくるので、それを爪に塗ったり化粧にしたりなど、ままごと遊びによく使われていたようです。
鮮やかな色なので、こちらも楽しい花です。

種を撒くのは9~11月。花が咲くのは4月ごろと、春を感じさせてくれる花といえます。ただし、マリーゴールド同様こちらも一年草なので、毎年種を撒く必要があります。


以上5選紹介させていただきました!
他にもこれらの特徴としては、、、
・いちいち面倒な土づくりをしなくて良い
・追肥(後から肥料をまく)といった管理が不要
・連作を気にしない(同じところにずっと植えられる)
が挙げられ、特別大きくしようとしない限りは、非常にラクに育てられるかと思います。

野菜作るのが苦手という先生も、まずはこちらから育ててみてはいかがでしょうか?🙂子どもたちが喜ぶキッカケになればと思います。

以上参考になれば嬉しいです🍠

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菜園活動をする上で、聞きたい事がありましたら、是非コメントの方もよろしくお願いします😀

いつでも美味しい野菜を作ろうと思った時がスタートです😄

今日を含めて3回、野菜じゃなくて【遊べる花】についてご紹介させていただきました。

保育園や幼稚園、小学校などでも当たり前のようにある【花】。
大人からすると季節感や彩りなどで心が癒される存在です。
一方で子どもからするとどう見えるのか?僕は保育士を17年やってきて、そこの経験から感じた部分がありました。

それが僕の場合、園庭には【魅せる花】【遊ぶ花】がありそうだと思ったわけです。

子どもや大人にとって、納得できる遊びがどんどん広がれば、それだけ豊かな保育や教育につながっていくと思います。

他にも使える【緑肥】がありますので、機会があればまた今後紹介していきたいと思います。

今後も楽しい菜園作りの技術やあり方を伝えていきます😄
今回もありがとうございました!

遊べるお花で【遊び】と【気持ち】とついでに【土】も豊かにしちゃおう❗️🌸

それでは、楽しい菜園ライフを🍅


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