43.収穫は目安と天気で決めよう🌤。玉ねぎ栽培収穫編🧅
こんにちは〜ラクです!🤗
今日もお野菜の勉強、一緒にしていきましょう!
今日も玉ねぎのお話になります🧅。
前回の記事はコチラ
今日のテーマはコチラ🫑
「ちょっとずつ?それとも一斉に?玉ねぎ収穫編」
こういうテーマで話をしていきます🙂
玉ねぎ栽培のお話も今回で最後になりました。
玉ねぎは作りやすい野菜だけに、ある程度適当でも作れちゃう野菜だったりします。
今日は「収穫」の話になります。収穫にも定番とも言える目安があります。
一方で家庭菜園ならではの楽しみ方もあります。
僕は保育所など子どもたちと栽培するときは、「楽しむ」ことも考えています。
作物はできなければ困るわけですが、そんなところも併せて紹介できればと思います。
それでは本題に入っていきましょう🍅
4:収穫
まず結論から。こちらの図をご覧ください。
品種によって多少時期に差はありますが。収穫時期は、、
大体5月下旬から6月の間が収穫時期
※ただし、極早生と呼ばれる品種は3月や4月の収穫もあります😅買った品種の栽培期間は確認してね🧅
上の図の右側にありますが、成長して玉ねぎができると、ある日に多くの玉ねぎにこんな現象が起こります。それが次の写真。
葉っぱがバタバタ〜と倒れてますよね🙂これを「倒伏(とうふく)」と言います。
初めて栽培する人によっては、「何事⁉️🙄」と、病気を疑う人もいるとかいないとかwww。
でもご安心を🤗ここからが肝心で。
全体の7割から8割倒れてから、一週間くらい待ちましょう。
その一週間が晴れ続きなのもポイントです。
雨がなるべく降らない所を狙いましょう。
ここまで行けば、大体保存できる状態の玉ねぎとして収穫できます🧅。
こうなったら、遠慮なくズボズボと抜いちゃっても大丈夫です🤗
ところで、玉ねぎが倒れるかというと。
玉が肥大することで、軸の中が空洞化して弱くなるためです。
もう一度画像をご覧ください、、、
要するに、この葉っぱがポキッと折れている部分。中がスカスカになって、フニャフニャになったよーということです😀
実は、玉ねぎの花がこれから伸びていくために、この部分がいずれ邪魔になってくるからです🌷。
この、ツボミを作る直前まで成長できたよ〜というタイミングがベストということです🧅
逆に、こうなってしまう場合もあったりします、、、
わかりますかね??玉ねぎのど真ん中から、もうツボミが伸びてます🙄。
こうなると、お店で売っているような玉ねぎの形になりません。
これを「とう立ち」と言います👌
農家の方々からすると、これは商品にならない物です。
理由は二つ。
商品価値としては0円になっちゃうんですね💦
原因はいろいろありますが、プロでも収穫直前にこうなってしまうのがチラホラと出ることがあります。
この状態になると、玉ねぎが大きくなることがないので、さっさと抜くのが1番になります。
じゃあこれ食べられるの?できないの?と聞かれると、答えは「食べられます」😀。
こちらをご覧ください。
図のように、とうの部分が食べるのに向いてないというだけで、すぐ横の鱗片といういわゆる「玉ねぎ」の部分は残っています。
食べられる量が減るし、保存が効かないけど、今日使おうという分には問題ないわけですね😄「とう」の部分は除いて使いましょう。
自分が保育所で栽培している時も、子どもたちに「あのツボミが出ているのを明日の給食に使うから持ってきて〜」なんていうと、喜んで抜いてくれます🤗
こういう玉ねぎの管理も、子どもたちにとっては野菜の「食材の収穫」であり「食育体験」となります。子どもたちにお願いできるところは、どんどん任せていきましょう👌
さて、ここからは収穫した後の「貯蔵」の部分まで説明していきます。
次の図をご覧ください。
貯蔵にとって大敵になるのが「水分」からくる「腐敗」です。
なるべく乾燥した、風通しの良い場所選びがポイントです。
ただし、マンション住まいの方など、スペースの確保が難しいご家庭では「吊るし貯蔵」というのができないので、買い物カゴなどを使った「箱貯蔵」などで対処しましょう。
物干し竿が全部玉ねぎということになりかねませんww
これで、あとは
「今日は肉じゃがにしよっかな🍖🥔」
「カレーがいいな🍛」
といった感じで必要な分だけ玉ねぎを使っていきましょう。
ちなみに貯蔵期間は長くて半年くらい⏳。
※極早生は水分が多くて日持ちがしないので、冷蔵庫で二週間以内に使い切りましょう。
長く置いておくと、、、、、
食味が落ちたり、食べれる部分が減るので、半年以内には使い切りたいところです🧅。
あれ?じゃあ玉ねぎが年中あるのは何で?となりますが、これは春は九州や兵庫、秋は北海道といった風に、時期によって玉ねぎの収穫時期が変わるから。
ちなみに、玉ねぎで有名なとこは?と聞かれると、色んなブランド地域を思い浮かべるかと思いますが、、、(淡路島や静岡とかね🧅)
生産量は北海道がダントツで1位、2位が佐賀県。兵庫県が3位となってます。
小学校の先生にとっては、子どもたちへの豆知識となりますでしょうか?参考にしてみてください🙂
以上参考になれば嬉しいです🍠
⭐️投稿がいいなと思ったら、誰かに紹介してもらえたり、スキやフォローをしてくれると嬉しいです🤗
菜園活動をする上で、聞きたい事がありましたら、是非コメントの方もよろしくお願いします😀
いつでも美味しい野菜を作ろうと思った時がスタートです😄
初心者向きということで、ポイントを押さえておけばそれなりにうまくいく野菜の代表格が玉ねぎだと僕は思います。これから始めるという方はぜひ取り入れてみてください。
とはいえ、どうせやるならしっかり綺麗に大きく作りたいというのも自然な話です。今日のポイントはそのヒントになればと思います。
ですが、綺麗に全部が同じ形に作れるかというと、プロでも難しい話だったりもします。ここが、野菜栽培の厄介とも言えるし、楽しいと言えるところで😅。
どこまでも極めようと思えばできるし、適当でもある程度できてしまう。
そんな言い出したらキリがないってやつですねwww
例えば僕はガンプラが好きなんですが、説明書通りに作るとそれなりにでも楽しいですよね。一方でプロでは仕上がりが全然違います。魅了するんですよね。この違い、何となくわかるんじゃないですかね?🙂
皆さんにとって、どんな玉ねぎが合格点でしょうか?
農家にとっての玉ねぎの合格点ならありますが、保育所などの家庭菜園寄りならどうでしょう?
良いに越したことはないですが、店に並ばないサイズでも玉ねぎは玉ねぎ🧅。
とう立ちの玉ねぎも、食べられる以上は子どもたちにとって楽しい「収穫物」です。今日の投稿がみなさんが求める楽しい収穫に繋がればと思います🤗
今後も楽しい菜園作りの技術やあり方を伝えていきます😄
みんなの菜園が楽しいものになるよう、頑張っていきます。
今回もありがとうございました!
まずは自分が楽しいと思える玉ねぎ作りが大事!🧅
それでは、楽しい菜園ライフを🍅