「このままじゃいけない」と思ったときに何をしたらいいのか

「このままじゃいけない。」それはわかっているんだけど、何をしていいか
わからず動けないでいる、、、、

今の仕事を続けたいとは思わないんだけど、仕事をやめてまでやりたいことはないし、そもそも活かせる学歴もスキルも資格もないし、、、。

今の恋人とこのままの関係を続けても、具体的な将来が見えないし、、、。

そんな経験はないだろうか。

私はあった。仕事の話も恋愛の話も両方あった。同時にどうしようってなって、現実逃避したくて、鎌倉の海を眺めにバイクを１時間走らせて、砂浜でただぼうっとする日が何日もあった。

現実逃避してばかりじゃなくて、しっかり問題と向き合わないとなあ、、、でも何をすればいいんだろうなあ、、、、。

観光客が持っていた食べ物を奪ってご満悦なトンビを遠目に見ながら思っていた当時の私に伝えたい。

「本気でやるんだったら何をしても正解だよ！」

いやいや気休めでしょ。

って当時の私なら言う。そりゃあな、、、そうなるよな。

だってなんの捻りもないお話だもの。そんなのどこかで聞いたことあるさ。でも
現実は変わらないじゃないか。そんな具合に返すと思う。

でもさ、23歳消防士のひつじよ。私は君が夢にまで見た消防士をやめた後の世界に生きていて、個人で人に感謝されながら仕事をして暮らしている人間でございますよ。今は刺さらなくとも、こんなこと言ってる人がいたと記憶に留めておいてもらえればいいさ。きっといつか役に立つ。ちょっと話してみるね。

将来に役立つ「やりたい事」を探している？

「やりたいことが見つからない。」「なにをしていいかわからない。」というのは、本来不自然な思考だ。だってお腹がすいたなら「ご飯を食べたい」、眠くなったら「寝たい」とかとか私達はやりたい事を日々感じながら生きている。

きっと君がわからなくなっているのは、ただのやりたい事ではなくて「将来の役に立って、尚且つやりたいと思える事」ではないかな。

だから、当時はやっていただけのプログラミングとか動画編集なんて今までに触れたこともない分野を「やりたいこと」として認識したのではないだろうか。君が本当に興味を抱いていたのは、それらではなくて、それらの仕事を通じて得られる自由な暮らしでしょう。

いつか自由な暮らしを手に入れるために、今を犠牲にする限り、その”いつか”は訪れない。君はずっと”今”を犠牲にし続ける。

将来のためではなく、君が今やりたいことについて考えてみてほしい。

本気で楽しんだ時間は結果的に役に立つ。

本気で楽しんだ時間は、何だかんだ将来の役に立つ。

時間を忘れてのめり込んだ筋トレは、地道な努力が大きな実を結ぶ事を教えてくれたし、SNSを通じてハマったTRPGというボードゲームは、私の対話に独自性を持たせてくれた。
ゲストハウスでの時間は仲間やお客さんとの出会いを作ってくれた。

楽しんでしまった方が効率がいいのだ。得られることが圧倒的に多い。

将来の役に立つ事をしたいなら、今を楽しんで過ごす事をお勧めする。
その時間を楽しむことができなければ将来の役に立つことは少ないからジレンマなんだけどね。

”楽しい”で生きれ。な。

本気は伝わる。

ある程度はっきりとやりたい事の候補が上がっている方ならずいぶん進んでいるんじゃないかと思う。

やりたいこと探しに燃え尽きていた頃の私なんか、やりたいことが何も見つからないものだから「人に会いにいくときにとりあえず普段着なれないスーツを着てみる」みたいなことをしていた時期があった。なんでそこに行き着いたんだろう
笑

なんの意味もないように見えるんだけど（当時の自分だってそう思っていたけどね笑）何か変えなければ気が済まなかったんだ。

結果的には、鼻息を荒くしてスーツで会いにきた若者を面白がってくれる大人がいて、しばらくの間その人と関わる時間をもらえることになった。

本気で人生を変えたい思いが伝わった経験だった。

結局その人と関わった時間が、私の価値観とその後の人生を大きく変えたんだ。

やりたい事をやり続ける。

何をすればいいかわからない時は、なんでもいいから何かしてみるんだ。

君はプログラミングスキルもあるし、動画編集もできるし、パーソナルトレーナーもできる。興味があることはたくさんあるじゃないか。

それが本当にやってみたいことかどうかはやってみなければわからんよ。

今の私にはゲストハウス、筋トレ、コーチングっていう生涯関わっていたい世界を見つけることができたけど、それは動画編集や、救急医療、消防、プログラミング、槍投げ、英語、、、、、とかとか、、、本気で取り組んできた屍の上に成り立っている。

多くの人は、屍がある程度積み上がった段階で諦めてしまう。
とにかくやってみ続けることが大事なんやで。

なんでもそうだけど、質は量の上に成り立つ。
まずは量をこなしたらいい。
目先に見えているやりたい事にとにかく着手するんだ。

そのためにはすぐ着手できる環境やら人間関係やらを整えておくと尚いいんだけど、、、、それはおいおいやればいいさ。

結論　本気で取り組めるなら何をやっても正解！

本当になんでもいいのかって？
なんでもいいのだ。

ただ、将来のためではなく純粋に今楽しいと思える事をしてほしい。
誰に会いたいのか。どこに行きたいのか。どんな時間を過ごしたいのか。
日々を本気で楽しんで、日常を少しでも楽しい方向に変えることができたら、気づいた頃には人生が変わっているよ。

必要なときに思い出してね。

ではまた。