『狼が羊に恋をするとき』について
作品概要台北駅近くに実在する予備校街〈南陽街〉を舞台に、実写にアニメーションやコマ撮りを加え独特の世界観を創り出すのは、巨匠ホウ・シャオシェン監督がプロデュースした『ONE DAY いつか(原題:有一天)』(10)で長編デビューしたホウ・チーラン監督。時代性を意識し、そこに共通する記憶に独自の視点と美しい構図で挑み続ける監督の長編2作目である。
本作は2012年秋の台湾公開後、日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013長編コンペティション部門、カリテ・ファンタスティッ