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デジタル庁は デジタル・シープル庁 だ

先にデジタル庁とYahooが一緒にビルに入っている、という話をした。

それに少し書き加えたい。
結局は自分の会社、組織の自前のハードディスクを持っていなければ、評価はできない、ということである。
 つまり、自分のデータを自分で管理しない者に明日はない。
 なぜなら、自分で自分のデータを管理しないということは、だれか他の人に管理してもらっているということ。
 それは、支配されるということと同じなのだ。

 デジタル庁。鳴り物入りで出来たところだが・・・
 発足当時、私は日本政府のデータを管理する省庁と思っていた。
 多数の公務員を配置して、データをハッキングから守るとともに、そのようなノウハウを作り上げてゆく省庁かな、と思っていたが、それは違った。
 そのようなデータを管理してくれるところを探す中間業者みたいな仕事をする省庁であった。
  もちろんデジタル庁自体が自分の省庁のデータを管理するハードディスクの一部、あるいは大部分をどこかに委託しているだろう。
 マイクロソフトかGoogleかAmazonかな。
 この様なことが、日本の将来は暗いと我々に思わせる主原因であろう。
 また、このことをクシャおじさんこと河野太郎はまったく理解できていないようだ。彼も日本を暗くする幸福度の低い政治家であることは間違いがない。

 ついでにYahoo。
 東京赤坂の一等地のビルを自社ビルとして使い、野球でもご活躍。
 大変な財界人であり、このビルもその権勢の象徴。
 その中にデジタル庁を丸抱えしている。大したものだと思わざるを得ない。
 しかし、大したことはない様に見える。秋風が吹いている様に見える。
 Yahooもデジタル庁と同じ様に自社のデータを自分では管理していないのだ。
 どこかにお任せであろう。全部と言わないまでも、大半・・かな。
 まあ、今、日本企業だけでなく世界中の企業がこのような状態なのだから。
 どちらにしても、そのような会社に明日はない。
 紀尾井町の大きなビルも「砂上の楼閣」であろう。



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