シグナルこそが秘匿性の高いメッセンジャー・アプリである その2
先の記事で、秘匿性の高いアプリとして「シグナル」のことを紹介した。
ここで「シープル」のことを散々申し述べている。
インターネットがひろく我々の生活に行き渡り、生活ば便利になり、インターネットなしの生活など考えられないこの頃であるが、AIが我々を支配するための道具として強力に使われている。
ここから逃れることは、なかなか難しいものとなっている。
ハッキングという生易しいものではない。
我々が何気なく使っているもの。それは全部「支配者」の管理するハードディスクにつながっている。
このようなものを何も考えずに使うと「シープル」になるのである。
ちょうど、牧場の羊たちが何も考えずに牧場の手入れされた草を食み、毛を刈られ、特に体を洗ってもらっている。病気になれば医療も受けられる。
これがすべて無料である。楽なことこの上ない。
しかし、彼らの運命は決まっている。肉になるのである。
ネットの「シープル」たちの運命も決まっている。それは「支配者」が決めることであるのだ。
LINEを使えば、LINEのハードディスクに自分の書いたもの、写真、動画がすべて収められ、電子カルテに書けば、書いたものはクライドを管理するハードディスクに診療情報がすべて収められる。
アンドロイドのスマホで写真を撮ればその写真はすべてGoogleのハードディスクに収められる。
我々、一般ピーポーに秘密はない。秘密にしたいことはすべてAI機器を通して「支配者」に握られる。
まったく物騒この上ない世の中であるが、大方の人は気がついていない。
まさに「シープル」なのだ。
しかし、このような世の中でも支配者の手から逃れられているツールが幾つかある。
「シグナル」もその一つである。
このYahoo!の記事は、シグナルを潰すための記事であろう。
何やら、シグナルは犯罪に使われる悪いアプリ、ということを刷り込もうとしているのだ。
我々はそのようなものに乗ってはいけない。
このようなメッセンジャー・アプリ。
とに書く我々の書いたものは、自分の秘密であり、いかなる時、いかなる場合でも他の人に見られたくはないものなのだ。
LINEではLINEの会社は皆、見ることができる。
他のメッセンジャー・アプリも大同小異。
WhatsUpsはイスラエル製のアプリであり、秘匿性が高いものであったが、最近Meta(フェイスブックの親会社)に買収された。秘匿性は揺らいでいる。
この手のメッセンジャーアプリでは秘匿性という点でシグナルに勝るものはないのだ。
あと、支配者の目から逃れられるものとして、アップル製品に常備されているAirDropがある。
香港における自由化運動では、運動員の連絡を取り合うのにAirDropが重宝された。
現在、中国に輸出されるアップル製品にはAirDropは付いていない。
中国政府が強力にアップルに要請したからである。
支配者の目から逃れられるアプリ2点を挙げた。
このような視点で考えることが我々がシープルにならない様にする大事な考え方であると思うがいかがであろうか。