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13準備書面というもの(Ⅲ)

そして、その次は白根先生が7月14日付けで「準備書面2」を出して来たので、7月30日付けで「求釈明」(後に説明を書きます)を、8月4日付けで「準備書面2に対する反論」を提出しました。
「準備書面1に対する反論」も「準備書面2に対する反論」も、「桃丸三部式」で作成しました。

そして、白根先生は9月5日付けで、初めて書証を出して来たのですが、その時は準備書面はありませんでした
(書証を提出する際には、「証拠説明書」を添付しなければなりません。証 拠説明書の「立証趣旨」の欄に、何のために提出した証拠なのか、説明す る文章を書きます。)

白根センセイは、謎田ハナさんの家屋の登記簿を乙第1号証として提出したのですが、その「立証趣旨」に「本件建物が謎田ハナ名義であり、東村和美の所有でないこと。」と書いて来ました。
(被告側が提出する書証の番号は乙~号証となります)


白根先生の証拠説明書(乙第1号証の部分)


謎田ハナさん名義の乙1号証の登記簿の建物は既に取り壊されて無くなっています。建物が滅失登記(無くなりましたよ、という登記です)されていないので、登記簿だけを見ると存在するように思ってしまいます。

白根先生は、その無くなった建物を、昭和A棟だと主張して来ました。神奈川簡易裁判所でやったのと同じ手です。
詳しい内容は、9暴走簡裁シリーズを(ⅠからⅣまで)読んでくださいね。



証拠説明書の、本件建物とは昭和A棟のことですから、

ココです


この証拠説明書「だけ」見たなら、昭和A棟が謎田ハナさんの家だと思ってしまいますよね。準備書面をつけて来ないのは、そういう事なのかな?
あの手この手、とはこういう事を言うんだなぁ…ふ~ん…


ちなみに、白根先生がこの9月5日付けで出して来た書証は乙1~9号証までありましたが

乙第2号証:東村元男さんが住んでいた家の登記簿
乙第3号証:東村元男さんと南村二江さんの娘和美さんが養子縁組した証拠      の戸籍謄本
乙第4号証:地主の山本さんから、東村元男さんが住んでいた家の土地の返      還を求める内容証明(古門弁護士作成)
乙第5号証:井上君が西村一郎さんに送った、引っ越し代を求めた内容証明
乙第6号証:西村一郎さんの陳述書
乙第7号証:西村さんの奥さんの陳述書
乙第8号証:南村二江さんの陳述書
乙第9号証:北村三郎さんの陳述書

でした。1~4までは、この裁判には関係ないものです。
6~9の陳述書はウソだらけでしたw バッカみたぁいwww

さらに、10月12日付けの「準備書面3」で、白根先生は

ウソつくのが弁護士の仕事なんですか?


また同じウソをついて来ましたね。

それなら私は別の手で行きましょうwww 
ここで、ここまでの流れを整理しますね。


訴状(原告)2/9

答弁書(被告)3/9

第1準備書面サブタイトル「答弁書に対する反論」(原告)5/25

準備書面1(被告)6/10

準備書面1に対する反論(原告)7/20

準備書面2と西村一郎さんだけの証拠申出書(被告)7/14
   (あくまで14日付です。こちらに届いたのは7月下旬でした)

求釈明(原告)7/30 準備書面2に対する反論8/4

初めての書証9/5 西村さん南村さんの証拠申し出書(被告)9/5

準備書面3(被告)10/12


「証拠申出書」とは(今回の裁判の場合、誰に何分間、証人尋問させてくだ さい、という申請のようなものです)


9/5の証拠申出書1枚目


9/5の証拠申出書2枚目


あら?もう一人の被告、北村三郎さんは証人尋問しないのかな?

それは置いといて…




さぁ、今度は私の「手」です。


肉球バンザイ


私は今までは、白根先生の準備書面に対してのタイトルを、「(白根先生の)準備書面に対する反論」として来た所、今回はタイトルを変えました。



今回はタイトルを「第2準備書面」と書き、その冒頭に

「被告らの提出した書証中、乙1号証について、「立証趣旨」に記述されている内容が虚偽であるため、当第2準備書面を提出します。」

と、書いたのです。


私たちの第2準備書面の1ページ目

中身をジックリ読む前から結論がわかる、とても親切な手法でしょう?

重要な部分は太文字にしました。


この後に、2ページ目以降が続きます。

私たちの第2準備書面の2ページ目


私たちの第2準備書面の3ページ目


前にもアップしたと思いますが「盗難等被害届出証明書」もアップしましょう。これは警察でもらえますが、裁判1件ごとに1枚もらえます。以下は平成23年(ピ)999号用です。証明番号は違いますが、内容は(プ)666号用も同じです。


平成23年(ピ)999号事件用


盗まれたもの



私たちの第2準備書面の4ページ目


ブルーマップや証拠写真については「暴走簡裁」シリーズにアップしましたので、今回は公図をアップします。公図の番号は地番ですね。

A4用紙2枚に分けたので甲第28号証A(提出したものに矢印はつけませんでした)


甲第28号証Bとしました


拡大しました。白根先生の主張する謎田ハナさんの建物の地番「1201-5」はありません

(ご母堂は神奈川簡裁の暴走裁判官とは違い、丁寧に書類を読んでくださる 裁判官ですので、このような色分け拡大図は失礼だと思い、提出しません でした。)


私たちの第2準備書面の5ページ目


 以上、5ページとなりましたが、内容も裁判官にとってはムチャクチャわかりやすかったと思います。

 
そして肝心の中身も、白根義隆弁護士が提出するものは、答弁書も準備書面もそれぞれ違う内容となっています。つまり、言う事がコロコロ変わる訳です。
(※この章は「準備書面」の作り方がテーマなので、内容については別の章  に書きますね。)

バッカみたい…とは思ったものの、こちらは相手方のウソをウソだと立証しなければなりませんし、裁判官も「相手方がウソをつかなければなら読む必要のない書類」を読まなければなりません。


裁判官も「バッカみたい」と思っているでしょうけれど、仕事ですから読まなければならないんですよねぇ…

 
傍聴に行った時、ご母堂(我らが裁判官)は、時々居眠りをしていました。当然です。くだらない土地の境界争いとか、借地の返還請求とか、単純に譲り合えばいい事や、賠償すべき事はすればいいというような事に、1年も2年も延々とつきあわされては、やってられませんよね。
争い事自体、他人から見ても不快な事なのですし、毎日毎日そんな醜い人間関係を見せられながら、裁判官はおそらく、白根弁護士が書いたようなウソを、日々、何十枚も突き合わせて読んでいる事でしょう。

これでは忙しいだけではなく、心まで疲れ切ってしまうのではないでしょうか?
 
そこで、私は日々お疲れの裁判官に爽やかな「お笑い」をプレゼントしようと思ったのです。

とにかく面白い準備書面をお贈り奉ろう。白根センセイのウソや屁理屈には、ご母堂がクスッと笑っちゃうような返しをしてやりましょう。そして、証人尋問でも、でき得るならば裁判官を笑わせるようなシナリオを作ってやろうと思いました。

どうせやるなら、裁判官が「次は何を書いて来るのかしら?」と楽しみにするような裁判にしてやろうじゃないですか。


この私がやる以上、「裁判官を寝かせるな!!」


目次
1大家が泥棒(Ⅰ)
1大家が泥棒(Ⅱ)
1大家が泥棒(Ⅲ)
2オタ友のために(Ⅰ)
2オタ友のために(Ⅱ)
2オタ友のために(Ⅲ)
3現場検証したら(Ⅰ)
3現場検証したら(Ⅱ)
3現場検証したら(Ⅲ)
4仕事しろよ(Ⅰ)
4仕事しろよ(Ⅱ)
5本もない(Ⅰ)
5本もない(Ⅱ)
5本もない(Ⅲ)
5本もない(Ⅳ)
6お宝20号
7普通が一番
8下準備(Ⅰ)
8下準備(Ⅱ)
9暴走簡裁(Ⅰ)
9暴走簡裁(Ⅱ)
9暴走簡裁(Ⅲ)
9暴走簡裁(Ⅳ)
10私のメンタル大震災(Ⅰ)
10私のメンタル大震災(Ⅱ)
10私のメンタル大震災(Ⅲ)
11民事訴訟法17条うぇ~い
12第一回口頭弁論
13準備書面というもの(Ⅰ)
13準備書面というもの(Ⅱ)