見出し画像

人の話を上手に聞けない人

会議とかで誰かが話をしている時、研修中に講師が説明している時、気づくと意識が別のところにいってしまっていることがあります。そのせいで、せっかくの話を聞き逃し、理解に余計な時間を費やしたり、理解自体ができずに過ごしてしまうことがあります。

どうしてそんなことになってしまうのだろう…と考えてみると、それは人が話している時に、自分の「思考」が話し手の「話」と重なってしまっているからなんですよね。

直前の話だったり、資料の内容について、「これは何だろう」とか、「その話、自分の経験だとこれが当てはまるな。確かその時は…」なんていう風に、「聴くモード」から「思考モード」に脳が変わってしまっているんですよ。

思考が重なると、人の話を聴くのは難しいです。意識が別の方向いてますからね。だから、人の話を聴く時は頭を真っ白にして「聴く」ことに集中した方がよいのです。考える時間は別に取りましょう。話がひと段落した時とか、休憩に入った時とか。話し手が話している時は、まずは「聴くこと」に集中する。

会議だったら、会議の途中や節目で考える時間を数分とか用意してもいいかもですね。(これは、研修設計においても重要です。リビジットとして節目で取れてれば良いと思いますが)

私も思考の重複はやりがちなので、意識して気をつけてたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?