おとなでいるのにつかれたら
ヨシタケシンスケさんのえほん『あつかったら ぬげばいい』のなかに、
「おとなでいるのにつかれたら あしのうらをじめんからはなせばいい」
と、いうことばをみつけました。
このことばを見つけてから、
イライラしたとき、わたしにとって、
この「あしのうらをじめんからはなす」作戦は、
思った以上の効果をもたらしています。
足を地面から離した状態で怒鳴るのって難しいみたいで、
怒りに任せて、大声を上げようとした自分の気持ちに
ワンクッション入ったような、
怒りの感情を、大声を使って前面に押しだそうとしている自分を
俯瞰する、もうひとりの自分が、足元から覗いているような、
不思議な感覚に気を取られて、
大きな声を上げそびれていることに気がつく。みたいな感じです。
ほんの少し足をじめんから離すだけで、
からだの力も、こころの力も抜けるのだな。
目を通していただき、ありがとうございました。
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