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ネガティブケイパビリティ

今日、参加した勉強会で、参加者さんが「ネガティブケイパビリティ」
のお話をしてくれていました。

ネガティブケイパビリティとは、「答えのない事態に耐える力」だそうです。どうやっても答えが出ない、対処ができない事態に留まることができる力。急いで答えを出そうとするのではなく、自分なりの答えが湧き上がってくるのを待つ姿勢みたいな感じでしょうか。

対義語としてポジティブ・ケイパビリティがあります。
これは「できるだけ早く答えを出して、不確かさや不思議さ、懐疑の中から脱出する力」、「問題に対してすぐに答えを出し『わからない』を『わかる』に置き換えていく能力」​​のことだそうです。

わたしの受けてきた教育、働いている医療のフィールドは、後者をベースに動いているんだ。という認識ができただけでも、気持ちが軽くなる感じがしました。

人の脆弱性は弱さ。ではなく、
しなやかさや強さ。と、と捉える。

正解のない問題や、どうにもならない事態に、無理に答えを出したり、正解らしきものに当てはめたりしないで、分からないままで、その問題と一緒に漂えるのは、能力なんだ!と思いました。

目を通していただきありがとうございました。


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