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inagakijunya
感情や感覚を聞き返す
今日は、MIの面談練習会でした。
セッションの振り返りの中で「10分間面談だと、いい流れで、型はできやすい。一方で、そこに味付けはしづらい。」という意見がありました。
「味付け」って、どういうことですか?
と、質問してみたら、
「自分がキーワードだと思っても、相手にとってはキーワードじゃないかもしれない」
「その人にとっての価値の深堀りは、会話の中での感情だったり、感覚だったりを聞き返していくと、掘れるかもしれない」
と話されていて、なるほど!と思いました。
価値の深堀りは、「なぜ?」と理由(目的)を聞いていく。
感情=状況×価値観、と前回の集中講座で教わったけれど、
状況が価値観に合致しているときは、ポジティブな感情。
状況が価値観に合致していないときや合致しなくなる可能性が
あるときは、ネガティブな感情。
と関係しているとすると、
感情を聞き返すことで、相手の状況や価値観に辿り着くとも
言えるかもしれないと思いました。
例えば、
CL「コーヒーを飲み過ぎることをやめたい。」
TH「また飲んじゃったなぁという悲しい気持ちと残念な気持ちがある。」
⇒感情を聞き返す
CL「そうそう、飲み過ぎると後からやっちゃったなーって思う。今すぐ、
どうこうってわけじゃないけど、身体に悪いよなって。」
TH「健康を気づかう習慣は失いたくない。」
⇒なんでやめたいのか理由を深掘る
CL「まぁ、いっか。がある日、ガタガタッと崩れるのが怖いのかも。」
TH「5年後、10年後、その先を見据えた今を過ごしたい。」
⇒その人の価値観(合ってるかは不明)を仮説検証で聞き返してみる
感じなのかな、と思いました。
目を通していただき、ありがとうございました。