![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47431534/rectangle_large_type_2_9a56168832b5eaea382f2b0dfa943121.jpeg?width=1200)
Photo by
poconen
10分ブログ_3/10(惣流・アスカ・ラングレーについて思うこと/新劇若干ネタバレ)【時間切れ】
惣流・アスカ・ラングレーについて語りたい。
シン・エヴァ 劇場版:||についての若干のネタバレが含まれています。
大丈夫な方はそのまま読み進んでください。
今回のシン・エヴァで、各キャラの掘り下げや補完がありましたが、ただ一人、私の腑に落ちなかった人物がいる。
式波・アスカ・ラングレーである。彼女は幸せになったことに、異論はない。今まで頑張ってきた彼女が報われるシーンも、大切な見どころだと思っている。
だが、私はそのシーンを思い返して、少し消化不良なものを感じた。
なぜなら私が見たかったのは、惣流・アスカ・ラングレーの救済であって、式波の方ではなかったからだ。
強烈な承認欲求と、裏返しにある母親に愛情を求める孤独な少女――惣流・アスカ・ラングレーは一体どこに行ってしまったのか。
劇中から、旧劇とのループを示唆されている部分から、惣流である彼女は存在していたと考察している。
だとして、果たして彼女はどこに消えてしまったのか。
式波のオリジナルが惣流だとしても、式波は=惣流ではない。
旧劇でシンジに対して「キモチワルイ」と拒絶したアスカは、新劇の世界すら拒絶したのだろうか。
神の手からこぼれた惣流・アスカ・ラングレーはどうやったら、救済できたのだろうか。
彼女の背負ってきた人間の負の部分を凝縮した叫び