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2023寄稿テキストベスト10
2023年も色々と原稿を書きました!普段振り返る事もあんまりないので、名刺代わりの意味も込めて10作紹介してみたいと思います。
連載「lit!」第33回:フィロソフィーのダンス、Juice=Juice、櫻坂46……2022年、アイドル名盤の共通点は“シティポップ”に
書いたのはほぼ去年だけれど掲載は今年。10作でシーンの全てを語るのは不可能なのでそこは諦めて、メジャーからインディーまでバランス取りつつ紹介したつもりではある。今あまりにもシーンが細分化しているので共通点って難しいし、全曲シティポップのグループはないのでこういう書き方がいいのかわからないけど、それなりの数のグループがやってたという事はまあトレンドではあったんだろうなと。今そういうリスナーがどれだけ残っているかはさておき、「楽曲派」的な人向け。
SixTONES『声』、ジャンルの幅をさらに広げ「声」の持つ多彩な表情を生かしたアルバム
こんなのもありました。これいいアルバムなんだよなあ。しっかしジャニーズの屋号がなくなるなんてこの時は考えもしなかった。「人人人」の進化形とも言える「こっから」を紅白で見たかった…。
乃木坂46は世代交代の壁を乗り越えられるか? モーニング娘。とAKB48の例から考える変化の季節に必要なもの
この記事、まさかのYahoo!トップになりました。いわゆる芸能ニュースではなくコラムなのでそこまでいったのが個人的にも驚き。もっとこう書けばよかったな〜とか思うところもあるけど、一度でもYahoo!トップになる人生だとは考えてもみなかったし、今年の思い出の1つではある。
連載『lit!』第45回:BEYOOOOONDS、クマリデパート、Negicco Nao☆、Hau. 新生活に聴きたいアイドルソング
BEYOOOOONDSもクマリデパートも個人的には年間ベスト級に好きなんですが、年末の年間ベスト記事はこれまで未紹介のものでまとめたので残念ながら選外。後半は珍しくソロアイドルで固めていて、こちらもめちゃくちゃよかったNao☆ちゃんソロと、現状アイドルなのかはさておきフリーでの活動ゆえメディアでの紹介がほぼない元WHY@DOLLのHau.をセレクト。
10-FEET×バスケに続くヒットは生まれるか? RADWIMPS、スカパラ、B'z 松本孝弘……様々な形でスポーツを彩る楽曲
アイドル系のテキストを書く事が多いのは特にこだわってるわけではなくそういうオファーが多いからというだけなので、こういうのも書ける人ですよ、という一例。10-FEETはほんと今年の躍進が感慨深かったですね。「Z世代に人気」ばかりが並ぶブレイク組の中、20数年やってこういう展開があるの、夢があるなあと。ちなみにB'zは元々隠れファンで、今年のPleasureはあの広大な日産スタジアムでまさかの3列目。めちゃくちゃ近かった。
連載『lit!』第57回:Juice=Juice、文坂なの、HiiT FACTORY、放課後プリンセス……夏を見据えたアイドルの勝負作
Juice=Juice「プライド・ブライト」がハロプロ楽曲大賞1位だったそうで、ここで紹介しておいてよかったなーと。その他、佳曲揃いのソロアイドル・文坂なの、早めに紹介しておきたかったHiiT FACTORY、歯みがきソングに衝撃の放課後プリンセスをピックアップしてます。
ももいろクローバーZ、メンバー&お笑い芸人で繰り広げた大激戦 『ももクロChan』イベントレポート
珍しいイベントレポ。ももクロと飯塚さんが揃えばつまらないわけはないしレポ云々抜きにして楽しめるイベントではあったんですが、更に当日になってももクロの4人に囲み取材をする事になってビックリ。限られた時間の中でも4人の関係性がわかったし、話をわかりやすく膨らませてくれる玉井詩織さん、キャッチーな言葉でまとめてくれる百田夏菜子さんが特に印象的だった。
連載『lit!』第69回:つばきファクトリー、#ババババンビ、タイトル未定、始発待ちアンダーグラウンド…“アイドルの秋”楽しむ新作
この回は全組初紹介。つばきの「でも…いいよ」と始発待ちアンダーグラウンドが秋っぽく、一応季節感あるセレクトを意識しました。ちょっと恥ずかしいけど書き出しが個人的に好きなテキスト。
HKT48 劇場公演にも導入 橋本環奈から=LOVEまで、女性アイドルにおけるカメコ文化の今
カメコについてのコラムという珍しいテキスト。個人的にやった事はないんですが、文化の変遷としてはとても興味深いです。ヤフコメも結構ついてたけど一切荒れなかったし、手前味噌ながらいいテキストなんじゃないかなあ。
連載『lit!』第81回:モーニング娘。、櫻坂46、#ババババンビ、BiS…2023年女性アイドルベストソング
今年の年間ベスト2023はアルバム単位でなく楽曲単位に。アイドルは毎年アルバムを出すわけではないし、ベストアルバムだとアルバムを出したグループでないと語れなくなってしまうのが主な理由です。今年コラムで紹介済みの曲は除いて、25周年からデビュー2ヶ月までキャリアも活動規模もバラバラの横断的なラインナップに。Xでかなり拡散されたテキスト。